2010年9月30日木曜日
「カサンドラズ・ドリーム 夢と犯罪」鑑賞。
2007年イギリス映画
ウディ・アレン監督
公開時の邦題は「ウディ・アレンの夢と犯罪」。
DVD化にあたってタイトルが変わっているということは興行収入的にコケたということか。
「マッチポイント」「タロットカード殺人事件」に続く、ウディ・アレンの「ロンドン三部作」の最後を飾る作品なんだそうだ。
たしかにテイストは「マッチポイント」に酷似している。
ゆえに「マッチポイント」が大好きなオレとしてはなかなか楽しめる映画だった。
今回残念だったのは「マッチポイント」のスカーレット・ヨハンソンみたいに強烈な色気のあるヒロインがいなかったという点かニャー。
今回はカップルではなく、ある兄弟が中心となって物語が進むのだから仕方ないか。
ユアン・マクレガー演じる兄はハッタリと計算高さだけで生きてるような男。それでもいつかは投資家として大成するという自分なりの夢をもち、毎日を送っている。
コリン・ファレル演じる弟はギャンブル中毒から抜け出せない心の弱いダメ男。
2人は互いに助けあいながら仲良くやっていた。
この2人の対称的な性格がなかなか面白い。
弟がギャンブルで大負けし、抱えた借金をどうにかして返すために、
兄弟は資産家の叔父に助けを求めるのだが、
逆に叔父から交換条件として殺人を依頼されてしまう。
この叔父を演じたトム・ウィルキンソンもこれまたいい役者だ。
最近の映画で「問題あり」な人物を演じていることが多い。
葛藤に苦しみながらも依頼された殺人を遂行してしまう兄弟。
ここから2人の人生が狂い始める。
主人公2人が己の野望と保身のためだけに罪をおかし、
結果うまくいくはずが、どんどん悪い方向へ転がっていくという展開はまさに「マッチポイント」に似ている。「悪いことをしたら結局自分にかえってくるんだよ」というきわめて単純だが、共感できる物語展開がジワジワと進んでいく終盤はけっこう引き込まれる。
でもってラストなんだが、
実にあっけない・・・。
このあっけなさは「マッチポイント」には完全に劣っている。
というわけで3部作最後の作品は色々な点で「マッチポイント」には劣るものの、
ユアン・マクレガーとコリン・ファレルの兄弟演技だけでも、そこそこ楽しめる佳作といえる。
以上!!!
(生涯713本目の作品)
2010年9月29日水曜日
大森「三ツ矢堂製麺」
今日は会社は休み。
これといってやることもないので
いつもどおり大森のジムへ。
その前に昼食。
大森にできたつけ麺屋「三ツ矢堂製麺」へ初の入店。
まる得つけ麺をオーダー。
お品書きにはいかにこの店のつけ麺がこだわっているかという
ウンチクが書かれている。
麺は国内産小麦のみを使用。かなりのこだわりがあるようだが、
たしかに美味い。歯ごたえもあってパスタみたいなコシがある。
そしてつけだれなんだが、「ゆずの風味がします」という説明書きの通りなのだが、
ゆず強すぎ!!!イマイチだったなあ。
ゆずぬきもできるらしいので、今度はぬきで食べてみたい。
ゆずが強すぎて、食べてる間はつけだれの味が豚骨ベースなのか魚介ベースなのか、よくわからなかった。
麺を完食後に、割スープを入れて飲んだらほんのりと魚介の味がしたから魚介ベースなのかも。
あとは麺の温度を4段階から指定できるのもこの店の特徴なんだそうだ。
というわけで大森でゆず風味の強いつけ麺を食った後にジムに行ったのだった。
2010年9月28日火曜日
目黒「BAR TINA」
目黒で後輩2人と合流。
大好きなバー「TINA」へ行ったが、21時すぎなのにまだやってなかった・・・。
仕方なく近くの飲み屋で時間をつぶした。
22時20分頃に「TINA」がオープンしたので移動。
マスターのつかささんが知り合いの方の店の開店イベントに行っていたのでオープンが遅れたのであった。
ハイボールをのんだが、ウイスキーがジャック・ダニエルなので超うまかった。
この日はヒップホップばっかがガンガンかかっていた。
「A Tribe Called Quest」ってユニットの曲がすんげえかっこよかったっす。
0時前に店をでて雪が谷大塚どまりの電車で帰った。
断っとくと、明日は休みなのである。
だから銀座→目黒と堂々と遊んだのであった。
写真は1日の仕事を終えて雪が谷大塚から走り去った池上線。
以上。
銀座「三州屋」
いい店だったよ。三州屋。
アジ刺身
脂のりすぎ&肉厚。
さんまたたき
生野菜。かなりのボリューム。
アジフライ。
この日のヒット商品。
サクサクでライトな衣の中はほろほろにやわらかい脂ののったアジ。
こりゃうめえ。
ここのフライものはどれもすごそう。
瓶ビールのあとは芋焼酎。
ここは焼酎はボトルしかない。
とはいっても、わりと小ぶりなやつで2人でのむにはちょうどいい。
みつばのおひたしでさっぱりしたあとは、
むつのあら煮を堪能。
美味い。このお店の魚はどれも脂がのっていてよい。
ラストはここの名物の「鳥豆腐」。
見た目以上にしっかりと濃い味であった。
ごはんがほしくなる。
以上これだけ食ってのんで二人で7000円。
銀座とは思えない値段である。
今度はエビフライかカキフライが食べたいっす。
のんでる途中で渋谷でのんでる後輩から誘いが入ったために、
オレは店をでたあと目黒へ向かったのだった。
2010年9月27日月曜日
吉田類「酒場放浪記」其の参
2010年9月26日日曜日
ジム
今朝というか、今日は13時起床。
風呂入ってから
蒲田の天下一品で昼食。蒲田の天一は粉っぽくておいしくないニャー。
個人的には目黒が一番美味いと思う。
そのまま大森のジムへ。
いつもどおりのランニング&腹筋。
BGMはナンバーガールの最後のオリジナルアルバム「NUM-HEAVYMETALLIC」。
改めて聴くとすんごいアルバムだなあと思った。
このアルバムリリースのあとベースの中尾憲太郎が「辞めたい」と言い出して
ナンバガは解散するのだが、それもわかるくらい全編通して向井ワールドがきわめて濃厚に炸裂している。
もはやナンバガというよりは向井秀徳バンドといった感じ。
このあと結成されるザゼンボーイズよりもメンバー同士のぶつかり合いがすごくて、
崩壊する前のバンドのサウンドであることがひしひしと伝わってくる。
ジム後は大森の駅ビルの喫茶店で読書。
最近読んでいるのは池上彰の「そうだったのか現代史」。
これ読むと、第2次大戦後に世界にはびこるすべての紛争は結局のところアメリカとロシアの代理戦争であるということや、
世界を動かしてきたのはユダヤ人であるということがようくわかる。
以上。