2007年12月16日日曜日

MO'SOME TONEBENDER LIVE at NAGOYA CLUB QUATTORO


モーサムトーンベンダー「死に物狂いでリズムを刻めツアー」ファイナル公演である。
「死に物狂い」で踊ってきた。楽しかったな~。

メンバーはボクサーが試合登場時に着るような大げさなガウンを羽織って登場。
ベースの武井氏は相変わらずの怪しいダンスで登場。酔っ払った佐藤B作に見えて仕方なかった。
1曲目はニューアルバムから「Young lust」。音が鳴った瞬間からそこはモーサムの生み出すグルーヴの渦となった。「これだよこれ!!」そう思いながらあとは笑いながら踊るしかなかったな。
ボーカル百々氏はツアーでのどがやられたらしく確かに声はあまり出ていなかったが、それでも気迫はしっかり伝わってきて常にマックスなテンションでフェンダームスタングをかきむしっているその姿は誰がどう観ても「YOU ARE ROCK'N ROLL」そのものであった。まさに「死に物狂い」で歌っていたわけだ。

聴きたい曲は大体聴けて楽しく踊れた。
今日のライブのクライマックスは間違いなくニューアルバム収録の「Bad Summer Day Blues」であった。今回ニューアルバムをブロデュースしたドラムの藤田氏がある雑誌で「今度のアルバムのテーマは『ジュリアナ東京』です」と言っていたが、この「Bad Summer Day Blues」で打ち込みとバンド演奏が融合したダンスミュージックの轟音が鳴り続けるのと同時に照明がストロボのような激しさでチカチカとなりまさに会場は「ジュリアナ東京(じゃなくて名古屋か?)」状態になった。3ピースのロックバンドでこんなことやる連中が他にいるだろうか??いるわけないのだ!激しく点滅する照明の中でオレは笑うしかなった。
アンコールではバラード「ペチカ」、そして光のようなアルペジオがステキな大好きな「GREEN&GOLD」の名曲2曲が聴けて個人的には大満足。
スタッフが機材の撤収を始めた後も2度目のアンコールをしつこく要求する客に対して武井氏がステージに登場。「来年もかっこよい曲つくるんでよろしく!」といって去っていた。

モーサムトーンベンダーはやはり楽しくそしてつかみどころのない「無党派」バンドなんだよなと痛感した名古屋の夜であった。

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