村上春樹のデビュー作。
ページ数が少ないので、読むのが遅いオレでもあっという間に読めた。
独特のリズム感がこのデビュー作でもすでに健在で、読んでいて文章の波にのるような感覚がここち良い。
内容も軽いんだけど、たまに出てくる名セリフが、なかなかあなどれない。
これって舞台は日本じゃないよね??
その辺があいまいだけど、ちっとも日本ぽくない。
家族愛とか、両親の愛が希薄な感じがこの作品にも濃厚だ。
家族=病人、または死別という感じが多いか、もしくわ生きていてもほとんど描写されない。
なんでなんだろう?
「デレク・ハートフィールドという作家に少なからずの影響を受けて、小説を書きだした」とあとがきにはかかれてあるが、デレク・ハートフィールドを全く知らないオレでもそこそこ楽しめた。
以上。
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