グレッグ・ストラウス / コリン・ストラウス監督作品
2007年アメリカ映画
おいおい、なんだよこれ!
暗くて何もみえません!!
エイリアンファンとしてはこの「AVP」シリーズに、クオリティとかストーリー展開とかドラマ性とかはもう期待してない。
エイリアンがおしげもなくわんさかでてきて、プレデターと派手にケンカしてくれればそれで満足なのだ。
前作「エイリアンvsプレデター」はそこんとこをしっかりとおさえてくれていたので、エイリアンファンにとっては観る価値のあるB級映画になっていた。「本シリーズとは関係ないね」と割りきれば十分楽しめる作品だった。
しかしなんだこの続編は。
とにかく映像が暗い。
意図的に影を強烈に濃くしているせいで昼間の場面でも見づらい。
いや見づらいとかいうレベルではなく「何が映っているのか全くわからん」というひどい状態だ。
そんな状態なのに、物語は中盤から停電で街に明かりがつかないという設定に。これでもう画面は正に「真っ暗」。せっかくエイリアンが出てきても全く見えない。音しかしない。人間もわんさかやられるけど、どう殺されているかも暗くてわからん。
なにがどう動いて、どうなっているのかマジで全くわからなかった。
メイキングを観たら監督が
「エイリアンを意図的に全部見せないようにしたんだ」
と笑顔で語っていた・・。
エイリアンが見えないどころか、基本的に暗すぎて何が起こっているのかも全くわからなかったぞ!!
ラストの「プレデリアン」とプレデターの戦いも暗くてどっちがどっちだか全く分からなかった。これホント。
何度観ながら「暗くて見えないって!」と声を出して怒ったことか。
こんな暗さで試写会でよくダメだしが出なかったものだ。
というわけであまりの暗さに赤外線スコープがほしくなる作品だった。
以上!
(生涯629本目の作品)
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