2008年6月26日木曜日

SOIL&"PIMP"SESSIONS LIVE at SHIBUYA AX


新作をひっさげてのソイルワンマン。
昨夜のモーサムライブの不完全燃焼を焼きつくす楽しさだった。
ソイルのライブにハズレなしだ。

以下詳細レポだが曲順に自信なし。
例によってステージ左サイドの元晴側で観戦。
リズム隊のメンバーの立ち位置は一番左がドラムのみどりん中央が秋田ゴールドマン、右が鍵盤の丈青といった配置で昨年秋のツアーからこの位置がしばらく定位置となっている模様。
同じみのSEが流れメンバーが登場。この瞬間の興奮は何事にも変えがたい。
アルバムどおり「I.N.T.R.O.」でスタート。
そのままやはりアルバムどおりに「Hollow」へ。ここでステージ中央部から巨大なミラーボールが出現。ソイルの華やかで派手なステージをより一層かっこよいものにしていた。
凄まじいリズムと音の洪水。だが、今作はどことなく余裕があり、また独特の「間」があり1曲の中でリズムが変わる曲が多い。この「Hollow」も前半の性急でスリリングなリズムから後半のダイナミックで貫禄ただよう演奏へと非常に変化のあるドラマチックな曲である。
つづいてやはりアルバムどおり「STORM」。攻撃的でそれでいてどことなくポップな曲である。
その後もたたみかけるように新作から「ミンガスファンクラブ」。狂ったように踊る客。この曲は短いのがいい。このあとはタブゾンビと元晴のかけあいが楽しい「GO NEXT!」。
そして早くも定番「SAHARA」。これで会場が1つになったあとは秋田ゴールドマンの長い長いベースソロが。おとなしく見とれる客に、タブゾンビが拍手をするよう扇動した。そしてそのままベース音は聞き覚えのあるフレーズになり、そこに元晴とタブゾンビのホーンがのっかって曲はキラーチューン「マシロケ」!
この曲で、ここまで新作の曲にはイマイチ乗り切れていなかったと思われる多数の客が急に前方へ殺到。周囲の人口密度が1.5倍くらいに増えた。「マシロケ」はほんと楽しい。
こうしてクライマックスを迎えたあとは丈青、みどりん、秋田ゴールドマンだけになり「J.A.M」の時間。
曲はおなじみ「QUIET PASSION」。丈青のハジケっぷりがハンパなかった。やっぱ「J.A.M」といったらこの曲だ。3人の演奏でも6人のソイルに負けてないくらいの迫力と色気だった。すごいとしかいいようがない。
そんでもって「J.A.M」終了後は6人が集まりしっとりと「Darkside」。
その後は「Fantastic Planet」だったかな。ここでCD通りサビの「♪ラーラララー♪」を観客に歌わせる社長。もちろん大声で歌いましたよ。この曲も性急なようでどことなく余裕があって楽しい。
そしてその後は定番「SUMMER GODDESS」!これまた最高!何回聴いても楽しく踊れる。
これが終わって興奮が頂点に達している観客にさらに追い討ちをかけるかのように秋田ゴールドマンがウッドベースを刻む。「Suffocation」だ!!
今夜の「Suffocation」はタブゾンビもしっかり吹けていてマジで凄かった。これ聴かなきゃソイルのワンマンに来た気がしないね。
そしてその後もまってました「閃く刃」!!!すでにノックアウトな観客にラストはしっとりと「SATSURIKU Rejects」。これでクールに終わるわけもなくそのまま「SATSURIKU ニューウェイブ」へと流れた。でもって一回「殺戮のテーマ」へいってから、また「SATSURIKU ニューウェイブ」へと戻る最近よくあるパターンで本編は終了。
アンコールは新作の中でも極めて雄大なスケールをかもし出している「Khamasin」。この曲は明らかにこれまでのソイルにはなかったタイプの曲だ。なんともドラマチックで優しくて強い。AXの広いステージにはぴったりな曲だ。改めて名曲だと思ったね。
2曲目はしっとりと「Sorrow」で終了、かと思いきや、元晴がまた「SATSURIKU ニューウェイブ」のフレーズを吹き出し、メンバー全員がそれにのっかってちょっとだけ「ニューウェイブ」やって激しく終了。
楽しくあっというまのライブだった。

何回いってもソイルは楽しい。
そこにはむき出しの爆音しかないからだ。
そして客はその爆音を体で受け止めて、余計なことは忘れて笑顔で踊りまくるしかないのだ。
これぞ音楽なんだよ!!

29日も高崎のワンマンだ。
会場は500人も入るかわからないキャパの高崎CLUB FLEEZ。
今夜のライブとはまた違った夜になりそうだ。

以上!最高の夜であった。

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