あっという間に読めて、
でもほんのり感動したりする。
奥田英朗は面白い。
「イン・ザ・プール」「空中ブランコ」につづく精神科医 伊良部のシリーズ3作目。
今回面白いのは各物語で患者となる主人公があからさまに実在の有名人をモデルにしている点だ。
第一話「オーナー」
大日本新聞取締役会長 田辺光雄 通称「ナベマン」→ナベツネですね
第二話「アンポンマン」
ライブファスト社長 安保貴明 通称「アンポンマン」→堀江貴文 ホリエモンですね。
第三話「カリスマ稼業」
東京歌劇団出身の女優 白木カオル→宝塚出身の黒木瞳ですね。
最終話の「町長選挙」にモデルがあるのかはわからないな。
時間がないけどちょっと面白い本を読みたい、
元気がないので笑える本を読みたい
という方にはおすすめですよ。
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