2010年1月24日日曜日
最初で最後の日比谷ワンマン
本日はどこもいかずに家でじっとしていた。
ここ数日の日課であるミッシェルDVDを観賞。
1997年「ワールドステレオリンチツアー」の日比谷野音ワンマン公演。
最初で最後の野音ワンマン。
メンバー全員若い。
客層も驚くほど女性ばっか。9割は女性じゃないか。
キューのドラムのスネアの音が後期と違ってボトッて感じに深みがあって、
個人的にはこの頃のドラムの音が一番好きだ。
アベのアクションもまだまだ若さ爆発だ。
←足をガっと開いてギターを刻む。
容姿もサウンドもまさにウィルコ・ジョンソン直系のスタイルである。
この頃のギターの音ってブリブリしててとっても気持ちいい。ギヤブルーズ以降はここまでギターがブリブリしなくなってシャープになってしまう。
それは何故なのか?
理由は明確だ。
ギターが違うのである。
←98年のチキンゾンビーズツアーまではこのフェンダーテレキャスターがメイン。
3号機である。(ギターマガジン2009年10月号参照)
このギターの音はブリブリで厚みがあってとってもいい。
98年7月頃から、作品でいえば「G.W.D」から
赤ピックガードの黒い4号機がメインとなる。
ミッシェルの中では恐らく最も有名なギターだとおもう。
こちらはもうすこし乾いた感じでシャープなのだ。
で、どっちがいいのかというと、
これは個人の好みの問題なのでもあるが、
私的には断然3号機なのだ。
まあ、曲にもよると思うが。
初期の曲といったらこの3号機なんだよ。
「スイミングラジオ」の高速カッティングとか最高すぎる。
「キャンディハウス」「リリィ」「バードメン」などなど初期代表曲は全部この3号機で録音されているはずだ。
2002年の「スージー」ツアーの「キャンディハウス」のギターにいまいちダイナミズムを感じないのは4号機だからだと思う。
というわけで日比谷野音ライブは
アベの3号機のぶりぶりなサウンド、キューの安定したドラム、「スロー」みたいに実にきれいなメロディをさらっと歌うチバの歌唱力など初期ミッシェルの魅力を思う存分堪能できる素晴らしい内容なのである。
ウエノは変わってないかも・・・。
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