2011年5月29日日曜日

「タクシードライバー」鑑賞。


久々に映画をみたくなって
昨夜家に帰ってから部屋で観たのは「タクシードライバー」。
といっても見だしたのが12時半頃なので途中で挫折。
本日再度鑑賞。

もう何回目の鑑賞なのか、わからないが
この映画は見れば見るほど、とりつかれるような魅力があるなあ。
この作品は1974年なんだが、今見ても実にリアルな内容で見入ってしまう。
現在の日本人にも周囲とうまくいかなくて、とにかく孤独で、
世の中のすべてを憎んでしまい、その憎しみのはけ口を暴力で表してしまう可能性のある「トラヴィス予備軍」みたいなヤツはたくさんいるに違いない。
秋葉原の事件とかもこれに近い気がする。

ラストシーンのバックミラーに映ったデニーロの目がグワっと険しくなって不穏な効果音がなる場面は恐ろしい。






←あと脇役で出てるスコセッシ監督の演技も恐ろしい。
妻の浮気を知る男性の役なんだが、
「家内は殺す」ってセリフ、短いけどなんともいえない迫力がある。


映像、音楽もいうことなし。

というわけでタクシードライバーの底知れぬ魔力にとりつかれた日曜日だった。

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