新潟出張。
いつも新潟駅までは新幹線で、駅前でレンタカーを借りて移動するのだが、この日はわけあって免許証を家に忘れてしまったことに新潟駅についてから気づき、しかたなくタクシー移動。
得意先で13時半からなんだかんだで19時頃まで商談。
そこからまたタクシー移動で駅前まで戻る。
この日は泊りだった。
ホテルにチェックインしたら時刻はすでに19時半近かった。
意を決して「一人呑み」をすることにした。
新潟で一人呑みは初めてである。
見知らぬ土地で一人呑みをするのはそれなりに勇気がいるもんである。
万代口付近のお店を散策し、最終的に入ったのは大通りに面した「山雅亭」というお店。
店内はカウンターと、4人がけテーブルのほかに座敷もあるようで意外に広い。
ただし、カウンターは5人席しかない。
すでに2人の常連らしき客がカウンターのすみとすみに座っていた。
カウンターの真ん中の席に座る。
お店の女将はきさくに常連と会話している。
まずは「晩酌セット(飲み物1杯と食べ物3品)をオーダー。
てっきり好きな食べ物をメニューから3品選らんで頼めるのかと思っていたら、食べ物は決まっているとのことだった。
飲み物は生ビールにした。
レンコンと海老のマヨネース和えと
海老といかのがんもらしき揚げ物がでてきた。
味は悪くない。
3品目がなかなかこない。
生ビールを飲み干してしまった。
2杯目はせっかくなので日本酒に切り替えて、新潟の酒で一番好きな〆張鶴をオーダー。
「今日だけ搾りたての〆張鶴がありますけど、いかが?」と女将さんに言われたのでそれをもらうことに。
あとは甘えびの刺身もオーダー。
〆張の搾りたては、通常の〆張よりも香りが明らかに強かった。
これは危険だなあと思いつつ、甘えびをつまむ。
新鮮らしく頭のカラをとると、キレイなエメラルドグリーンの味噌が出てきたので驚いた。
女将さんは初めてきたワタシにも「どこから来たんですか?」と話しかけてくださり居心地はなかなかよかった。
そうこうしてほろ酔いになっているところに晩酌セットの最後の1品であるはたはたの煮物がきた。ほろほろなので骨まで食べられる。
このあと結局生搾り〆張鶴をもう1合追加し、
あじなめろうもオーダー。なめろうは生姜が効いており、濃いめなのだがすっきりした味付けで日本酒と恐ろしいほどにあった。
「なめろうと日本酒はあいますよ~」と笑顔で話す女将さん。全くである。
その後も「さっきの甘えびをから揚げにしてもおいしいんですよ。頭まで食べられます」
とすすめられ、ラストに瓶ビールと一緒に食べようか迷ったが、入店してすでに1時間近い時間が流れていた。
「1人呑みの場合は飲み物は2杯くらいで1時間くらいでサクっと店をでる」を信条にしているワタシとしてはここで誘惑に負けるのはダメだなと思い、意を決してお会計をすることにした。
会計は3700円。思ったより高かった。
今回は刺身をあまり堪能できたなかったので次回にでも食べてみたい。
お店を出るときは入口まで店員さんが見送りにきてくれた。
なかなか良い店だった。
このあと歩いて南口まで移動。
(続く)
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