2012年4月5日木曜日

名作か、はたまた迷作か?

昨日購入したソカバンのサード。
題して「曽我部恵一BAND」。
バンド名をアルバム名にもってくるとは、相当自信があるのかと思いきや・・・。

これまでのソカバンらしいストレートでシンプルでパンクな曲は皆無。

これってサニーデイじゃん?
これって曽我部ソロじゃん?って曲が多い。

ブルーズを基調とした曲が多いかも。歌詞はやたらとポエトリーで、ボブディラン、日本だったら拓郎っぽい。
ディスコ調な曲「ロックンロール」もあるが、この曲は歌詞カードに歌詞が全くのってない。白紙である。なんでだ?
というわけで、全体的にとっちらかりすぎな印象。これまでの2枚がシンプルすぎたからなおさらそう感じる。
この作品が名作かそれとも迷作かはまだ判断しかねるが、聴いてて思ったのは、ボリューム、曲の多彩さはこのアルバムに似ているなということ。

ストーンズの名作「メインストリートのならず者」である。

「曽我部恵一BAND」のラストチューン「満員電車は走る」のブルージーなギターが、「SHINE A LIGHT」のギターのように聴こえたのだった。
この作品もリリース当初はとっちらかった印象で人気は低かったらしいが、いまではストーンズの最高傑作と呼ばれている。
「曽我部恵一BAND」もそうなることを祈りたいがはたして・・・。





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