今日は家から一歩も出ない1日であった。
部屋で聴いていておどろくほど今日のシチュエーションとマッチしたのが、
フィッシュマンズ「宇宙 日本 世田谷」である。
2曲目の「WEATHER REPORT」、
「♪東京地方に大雨が降り続けて 部屋の中に居続けることもあるさ
まるで魚になった気分だよ まるで水槽の中の魚
まるで泳がない魚♪」
この歌詞が今日のオレの全てを代弁しているといってもよい。
そんな「泳がない魚」状態であったオレだが、部屋でゴロゴロしながら読書くらいはした。
森見登美彦の最新作「有頂天家族」。
主人公は人間ではなくなんと「たぬき」の家族だ。
「人間が主人公じゃないとちょっとな~」なんて思っていたのは最初だけで、これがとっても面白い!!
この想像力は一体どこからくるんだろう。
オレ的には登美彦氏の作品はいつも頭の中でスタジオジブリのアニメとなって展開しているのだが、それくらい彼の作品のスピード感と浮遊感と原色豊かなカラフルな世界はジブリの世界と非常に合うと誠に勝手ながら思う今日この頃なのである。
昨今伊坂幸太郎の小説が2作品も映画化されたりと、現代小説の映画化がさかんであるが登美彦氏の作品についてもし映画化されるようなことがあった場合、私は断固として実写ではなくアニメ化(できればジブリで)を希望する。
この世界を実写で映画化できるほど想像力のある日本映画監督はいないと思うのだ。
さて、続きを読むかな。
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