赤いフェンダームスタングを買ったオレが今週買ったCDはもちろんモーサムの新作だ。
まだそんなに聴きこんではいないけど、今回はドラムの藤田氏がトータルプロデュースでありなんと全曲の作曲を手がけている。
このアルバムのポイントは2曲目の「Bad Summer Day Blues」であることは間違いない。
バリバリの打ち込みにノイズのようなギターとドラムの生音がのっかってすさまじい高揚感のリズムをこれでもかと叩きつける。アンダーワールド+ギターロックみたいな感じだ。
ある意味「やったもん勝ち」な曲だ。
「ダンスミュージックとロック」の融合とかそんなカッコいいレベルじゃないんだよ。
もっと節操ないというか、「とりあえず楽しけりゃいいだろ」的な衝動でできた曲なんだと思う。
短いインタールードを挟んで4曲目の「L.O.V.E」はうってかわってギターブリブリのハードロックで、百々氏の尋常じゃないテンションが冴え渡るアドレナリン全開の曲だ。このボーカルは思わず笑ってしまうほどすごい。
ミディアムテンポの曲もあるが全体的にシンプル、悪くいえば単調なリズムの曲が多い。その結果アルバムを通して流れるような一貫性を感じる作りになっている。この辺は藤田氏のプロデュースによる効果といえるのではないだろうか。したがって寝るときのおやすみBGMにもよさそうだ。もっともテンションあがって逆に眠れなくなるかもしれんが・・。
ということで無党派ロックバンドである彼らの魅力が満載のアルバムだ。
しかし「無党派」ってカッコいい表現だな。
オレも「無党派」がいいななんて思う今日この頃だった。
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