かなりダラダラと時間をかけてようやく読み終えた。
途中かなりしんどかったよ。
登場人物が少ないうえに、物語には宿命的な哀しさと暴力がこれでもかと言うほどに蔓延している。
唯一最も一般市民的な「星野青年」がいなかったらどうなっていただろうとおもう。
もし2回読んだら、2回目は主人公やその他の登場人物の哀しい運命を知っているだけにもっと哀しく感じるのだろうと思う。
色々と意味不明な場面は多いがそんなことはどうでもよくなるくらい文章が鮮やかで繊細で見事である。
というわけで「海辺のカフカ」を読み終えたオレは今夜「アフターダーク」を購入したのだった。
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