水曜日の新潟出張のとき帰りに駅で買った本。
穂村弘の恋愛に関するエッセイ。
タイトルが秀逸。
過剰な自意識から世の中に違和感を感じている穂村弘。
その流れで恋愛も大の苦手かと思いきや、この本を読むとどうもそうではないことがわかる。
様々な面で自分をダメ男だと表明してはいるが、
どうもガールフレンドには困っていないようで、恋愛経験は豊富なことがこの本からわかってくる。
彼の場合「ダメ男」ぶりにひきつけられる女性をうまく相手に選んでいることもわかる。それはすなわち「姉」タイプである。
これまでつきあった女性のほとんどが姉であったことに恐怖を感じたという。
というわけで「解説」にもあるとおり穂村弘は実にもてる男だということがわかる恋愛エッセイである。
以上。
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