2011年日本映画
園子温監督
話題の園子温監督作品。
東電OL殺人事件をベースに作られている作品。
144分の長尺だが、相変わらず登場人物全員のハンパない熱量がビシビシ伝わってきて、飽きる事なく最期まで楽しめた。
キーとなる冨樫実の役にもう少し不気味さというか底知れぬ怖さ、闇がほしかったところである。
同じ東電OL殺人事件を扱ったもので、桐野夏生の「グロテスク」という小説があるがあっちのほうがそういった不気味な感じはよく出ていたと思う。
実は主人公は神楽坂恵で、水野美紀は、脇役である。
以上、園子温、今後の作品も期待したい。
(生涯739本目の作品)
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