2009年4月30日木曜日
汐留の夜。
異動にあたっての業務の引継ぎが完了した。
いよいよ営業部署へ配属である。
午後から引越し。
同じフロアにある営業部署へパソコンやら机やらを旧部署から移動。
引越しが終わると、これまでお世話になった社員の方々へ軽く挨拶して回った。
夜は旧部署の新入社員歓迎会。
汐留のイタ飯屋でパスタやピザをおなかいっぱい堪能。
マジで苦しいくらい食べた。
こうして営業企画部での3年半が終わった。
明日から営業部署で頑張ります!!!
そういや某大手企業の営業として入社以来ずっと福岡勤務だった大学同期F君が
6月に東京に栄転だそうだ。もちろん営業として。
今年は色々といい意味で「変化」の年だなと思う。
2009年4月29日水曜日
「トウキョウソナタ」観賞。
黒沢清監督
2008年日本映画
これは面白い。
黒沢清のどこか人間を突き放したような冷徹かつ不安な感じの映像がジワジワきいてくる。
見ているうちにどんどん作品の世界にはまっていく感じ。
最近こういうムダな説明をしない映画監督って減ってきたよなあ。
香川照之の疲れ果てた演技がすごい。
ハマリすぎだ。
小泉今日子もいい演技してる。
息子役の2人も良かった。
終盤になって役所広司が唐突に出てくるとこにはなんだか違和感を感じたけど、
物語を加速するためには仕方なかったのかも。
登場人物達全員が闇にどっぷりとつかって、
でもそこをブレイクスルーしてまた家に集まってくるシーンは見事。
そして驚きと感動のラストシーンもとってもいい。
というわけで、今年見た映画の中では間違いなく傑作だ。
明るい映画ではないので誰にでもウけるとは思いませんが、それでもおすすめにしておきます!!!
以上!!!
(生涯662本目の作品)
2009年4月27日月曜日
キラキラしていよう♪
打ち上げ。
19時より大森にてプロジェクトの打ち上げ。
昨年1月から関わってきた社内プロジェクトの打ち上げである。
「会社内の情報共有をよりよくする」という目的で立ち上がったプロジェクト。
けっこう自分のやりたいようにやることが出来たと思っている。
持っている力は十分出すことが出来たと思う。
後悔はしていない。
そしてまた、このプロジェクトでこれまで知ることのなかった他部署の方々と知り合いになることができた。
社外、社内関わらず、多くの方々の力があってこその1年間であった。
自分の知らないことばかりでホントに勉強になった。
関係者の皆様には感謝の気持ちで一杯である。
ありがとうございました。
プロジェクトも終えて、5月からはいよいよ新部署で「営業」となる。
ここ最近「終わり」と「始まり」の連続だ。
なんちゅうか、春ですね。
2009年4月26日日曜日
奥田英朗「マドンナ」
ちょっと立ち読みして数ページ読んでみたら面白すぎて
そのまま購入。
奥田英朗はこれで4冊目かな。
最近ハマリつつある。
「マドンナ」は全ての若手サラリーマン(特にバリバリ働いている営業職の方!!!)におすすめしたい1冊だ。
会社で2、3年も働いていると誰もが感じるであろう矛盾や、
人間関係から生じるストレスをかなりリアルに、でも適度にユーモラスに読みやすく書いている。
サラリーマンなら多かれ少なかれ共感してしまうはずだ。
短編集であり、1つ1つの話が会社におけるある種の「真実」をさらっと書いていてとっても面白い。
こうなったら奥田英朗の他の作品も読んでみるかな。
なにしろ読みやすいから1冊があっという間に読めるしな。
2009年4月25日土曜日
the ARROWS LIVE at UNIT
アロウズのツアーファイナル。
彼らのライブを観るのは実に1年ぶり。
安定した演奏で、あったかくて誠実なライブだったと思う。
1曲目はニューアルバム「アロイ」のオープニングである「ABCD」。
じっくりとギターとベースが音をつむぎだし、そこにドラムがここちよいリズムを刻む。
安定している。決して盛り上がりすぎずにゆっくりと熱くなっていくような感じで、この曲自体が「アロイ」の世界観を表しているかのよう。
そのままアルバムと同じ曲順で「夜明けのRhapsody」。キラキラのギターがいい。
その後も前半はひたすら新作からの曲が中心だったと思う。
「W.O.O.D.P.E.C.K.E.R」「からだのV」「すきなひと」「15years」あたりはさっさとやっていた気がする。とにかく丁寧で安定した演奏。むやみに盛り上げるというよりは、じっくりと聴かせるライブである。
旧作としては「オレンジバックビート」「イエスタデイズワンスモアーズ」「oh! ベイビー!!」が披露されていた。
岩原俊司のギターがいいのだ。彼自身かなりテンションが高くて気持ち良さそうにギターを弾いていた。
大好きな「BGMの向こう側」は前半がボサノバ風のアレンジになっいてとっても良かった。
この曲は泣ける。
ここまではかなりしっとりとしたライブで踊りたい観客には物足りなかったかもしれない。
しかしアロウズが進化していることを誠実に表現したライブであり、私は好感が持てた。
前作収録の「月光の街」で坂井竜二氏が感じていた様々な迷いはある程度払拭されて、自分達なりのスタイルをアルバムとライブの両方で確立することができたのではと思う。
MCも途中けっこうあって、毎回のことながらベースのキャンディー氏がいじられ役になっていた。
アロウズのMCはけっこうグダグダなんだけど、メンバー間の雰囲気のよさが垣間見れていいんだよなあ。
全員が同じ高校の同級生っていうのがデカイと思う。
そしてゆったりと新作の世界観を堪能したあと、終盤は盛り上がる曲の連続。
「恋する摩天楼」はアレンジが全く違っていた。とてつもなくアップテンポになっていてこれはこれでカッコよかった。
新曲「CRAZY GIRL CRAZY BOY」は初期アロウズが得意な、エロカッコイ歌詞が炸裂のダンスチューン。今作のゆったりとした世界を経て、またアロウズの攻撃的な面が戻ってきた感じを受けた。
本編ラストは定番の「ナイトコール」で終了。
そういや正式なドラムとなった鵜飼氏のプレイをこの日初めて聴いたのだが、アロウズにぴったりなドラムでよかったと思う。
アンコール1曲目は本日で辞めてしまうスタッフへ贈る歌として「サワディカップ」という新曲であった。
その後はこれまた定番「マストピープル」。
そしてラストは「ロックンロールダンシングガール」。
サビでドラムの鵜飼氏が大ミスをしていたのが目だってたな。
2度目のアンコールを求める客にメンバーがまたまた登場。
坂井氏が「さっきドラムがとんでもなく間違えたので、もう1回やらせてください。」といい、
「アンコールダンシングガール!!!」と叫び、またまた「ロックンロールダンシングガール」を披露。
こうして楽しい楽しいライブは終了。
派手に盛り上がる「ナイトコール」「マストピープル」といった旧作と、新作「アロイ」の曲の世界観に大きなギャップを感じたのは否めない。バリバリ踊りにきた客はこの日のライブを少しはタイクツに思ったかもしれない。
でも演奏は安定していて、バンドの調子はとても良さそうだった。
坂井竜二の歌も上手かった。
「アロイ」をリリースしたことによって自分達の世界をじっくりと作り上げることができているようにも感じた。ちょっと地味だけどね。
新曲「CRAZY GIRL CRAZY BOY」はアッパーな曲でかっこよかったし、
今後もアロウズには期待したい限りである。
以上こころあたたまるライブであった。
渋谷「なぎ食堂」。
2009年4月24日金曜日
2009年4月23日木曜日
安藤裕子「THE BEST'03-'09」
通勤時はもっぱら安藤裕子のベストばっか聴いてる。
いいっすよ。
この人は思うがままに、まさしくあるがままに歌を作って歌ってるんだろう。
1曲の中のメロディの数がどう考えても多い。
「Aメロ→Bメロ→サビ」という既存の楽曲にありがちな構成に慣れてしまっていると、
安藤裕子の曲はどうにも掴みどころがないかもしれない。
アルバムに同封されていた彼女自身の手記によると、
デビュー前に、あるアレンジャーから
「一曲の中に五曲分の構成を詰め込むのはやめてくれ」
とよく言われていたという。ムリもない。
メロディ数に比例して1曲の中で感情の浮き沈みがあるのも面白い。
ゆらゆらとただよう波のようにどことなく不安定であり、弱いかと思うと、時には強い。
それこそが人間の心だと思う。
一番好きなのは「聖者の行進」かな。
6月のライブが楽しみだ。
2009年4月22日水曜日
ブラブラと夜をゆく。
2009年4月21日火曜日
「パコと魔法の絵本」観賞。
中島哲也監督
2008年 日本映画
うーん・・・。
こりにこった映像はスバラシイ。
役者もみな頑張ってる。
けどトータルはイマイチ。
過剰な演出が結局全体の足をひっぱってるような気がした。
物語の中心がパコなのか、役所広司演じる「おおぬき」なのか、イマイチ焦点がハッキリしない。
物語展開もいいんだけど、登場人物が多すぎて、一人一人のエピソードがどうも中途半端。
その結果それほど感情移入できない。
これだけのディティールに凝った世界観と情報の多さなら150分くらいの大作でやってほしかったな。
そうはいかなかったのは子供向けにつくってあるということなのか。
役者のメイクにしても、素顔がわかんないくらいに過剰なのはどうかと思う。
小池栄子と加瀬亮はエンドクレジットみるまでマジで誰なのか分からなかった。
妻夫木にしてもふつーに見たら分からない人もいると思う。
すごかったのは阿部サダヲ。
やっぱコイツは役者だ。
というわけで好きな監督だけに辛口になってしまったが
しっかりと作られていてつまらなくはない。
けど「下妻物語」「嫌われ松子」には劣るのであった。
以上(生涯661本目の作品)
2009年4月20日月曜日
ロックンロオオオオール!!!
95年に行なわれたブランキージェットシティの代々木公園フリーライブ。
オレが知る限りのブランキーのライブ映像の中で、もっともスリリングでかっこええライブだと思う。
メンバーが登場すると、前方の客の動きが激しすぎたのかいきなりカメラが倒れる。
照井さん、登場した時からテンションマックス。
「ロックンロオオオオール!!!」
と叫び、マイクを床に叩きつける。
こりゃすごい。笑いがでる。
ここまでである意味もうおなか一杯だ。
そしていきなり「DIJのピストル」ときたもんだ。
というわけで、皆様是非ともご覧ください。
2009年4月19日日曜日
SCOOBIE DO,YOUR SONG IS GOOD LIVE at UNIT
スクービードゥー主催の対バンイベント「ROOT&UNITED」にバンドのTさん、K君の3人で行った。
このイベントは今夜で開催11回目である。
今回の相手はなんとユアソン。
オレは昨年1月にこの2バンドでのライブを下北沢で既に見ているが、そんときの盛り上がりがとんでもなかったのを憶えている。この2バンドのファンは恐らく求めているものがかなり重複しているのだと思う。
ライブで爆音を聴いて楽しく己の踊りを踊る。ただそれだけを求めているんだろう。
だから今日のライブも素晴らしく楽しいものになることはある程度予想はしていた。
しかし結果はそれをはるかに上回る楽しさであった。最高すぎたよ。ホントに。
まずはユアソン。
いきなり「ブガルー超特急」!!!マジかよ!!!オレの周りはすぐにモッシュの嵐に。
曲を知っているので自然に体が動いてしまう。気づけばモッシュゾーンに入って踊りまくっていた。
その後も大好きなアルバム「THE ACTION」からの曲が中心で気づけば汗だくで踊りっぱなしだった。
「ACTION!!!!!!」、「THE KIDS ARE ALRIGHT」、「MOVE OR DIE」、「1-2-3-4! Calypso!」、「THE CATCHER IN THE MUSIC」などなど。もうずっとモッシュだったな。ペース配分なんて気にせずにひたすら踊りまくり。
終盤の「A MAN FROM THE NEW TOWN」は大好きな曲だけに嬉しかった。
こうして怒涛のユアソンが終わり、すでに疲れを感じるくらいの状態になってしまった。
そしてスクービードゥー。
この日のセットリストは完璧だった。全てオレ好みの曲であった。
2月のダイノジロックフェスで聴けなかった「PLUS ONE MORE」からスタート。
大好きなんですよ、この曲のうねるようなグルーヴが。
もう踊りまくり。ユアソンの性急かつ祭りのようなビートとちょっと違って、ゆったりと貫禄がありつつ腰に尋常じゃなく来る感じがたまらないのだ。
2曲目が「DRUNK BEAT」。タオル持ってないけど手を回しまくった。この時点で思ったのがフロア全体の尋常じゃない盛り上がりである。いつも「ROOT&UNITED」は対バンのファンがスクービーのライブの時はけっこう冷めてるんだが、今夜は明らかに客全員が踊り狂っているのだ!!!ユアソンのファンがすごいのか?スクービーの人気が実際あがっているのか???まあそんなことはどうでもいいんだが、でも明らかにこれまでのライブとは違う盛り上がり方になんだが嬉しくなってしまった。
3曲目でこれまた大好きな「真夜中のダンスホール」。サビの横揺れダンスをなんなくこなす観客達。今夜のライブは客の反応がホントにやばいよ、そう実感した。
その後は「共感インポテンツ」だったと思う。これもドラムとギターとベースがピタリと合っていて、グルーヴがすさまじい。その後は「PRIVATE LOVER」だったけな。これもすきなのだ。
ニューアルバムの発売が近いこともあり、その中から新曲「MIGHTY SWING」も披露。またもやザゼンっぽいドラム&ギター&ベースのユニゾン演奏の嵐であったが、カッコよくキャッチーだった。
あとは「トラウマティックガール」だったかな。間奏の「リーダーマツキタイジロウがギターで語るコーナー」では「コヤマが4月21日に34歳になるので、みんなでこの曲で垂直にジャンプしまくって祝ってやってくれると嬉しい」みたいな事を(ギターで)語っていたと思う。このMCのせいでこのあとのサビがとんでもなく盛り上がった事はいうまでもない。スクービーはMCも上手いねえ。そのまま「BACK ON」。こりゃヤバイね。今日は好きな曲しかやらんではないか!!!
そのあとは「Tighten Up」でユアソンメンバーも登場。
JxJxとショーティ以外は楽器は弾かずにダンス隊としての参加。
「ダンスパーティー代官山!!!」のコール&レスポンズがフロアに鳴り響いた。
このあとは何故かクラッシュのカバーで「ロック・ザ・カスバ」。いやー奇遇だが今日はオレとK君、2人そろってクラッシュのTシャツ着てたんだよ。こういう偶然も嬉しい限りである。カバーとはいえモビーのドラムがうますぎてビビった。なんなんだこのグルーヴは。
こうして怒涛のライブは終了。
アンコールではこれまたニューアルバムから新曲「BOOGIE DOWN」。カッコのよろしい曲で満足。
そして最後は久々の「LSL」。
いうことなしの完璧なセットリストであった。
この日の盛り上がりは尋常じゃなくてコヤマも「今夜は最前列から後ろまでが全部『最前列の盛り上がり方』になってる」ということを何度も言っていたのが印象的。
ベースのナガイケもなんだか嬉しそうで終始、目が笑っているように感じた。
長々と書いてしまったが、スクービー最高!!!ユアソンも最高!!!
そしてこの2バンドが対バンすると、楽しさは100+100ではなく、100×100になることがよく分かった。
またやってほしいなあ。
そんなことを感じながらバンドメンバーとラーメン食って生ビールを飲んでから帰ったのであった。
吉祥寺「芙葉亭」。
吉祥寺のフランス料理屋「芙葉亭」にて親戚があつまっての昼食会。
ここは料理もサービスも、決して繊細ではないのだが、とってもわかりやすくて美味しい。
オードブルはオマール海老と季節の野菜のテリーヌ。
美味い。
レンズ豆のスープ。
写真だと地味だがこれまたとっても美味い。
真鯛のポアレ。
これもひねったとこはなく至って分かりやすい味で美味しい。
鴨肉のロースト 柚子胡椒ソース
柚子胡椒ソースがくどくなくて鴨によくあっていて美味しかった。
デザートもボリューム満点。
というわけで味もボリュームもわかりやすくて満足である。
大人数の昼食会にはもってこいの店だと思う。
15時過ぎに会は終了。
このあと、スクービードゥーのライブを見るために代官山へ向かった。