2008年9月22日月曜日

ゆらゆら帝国、MO'SOME TONEBENDER LIVE at SHIBUYA CLUB QUATTRO


モーサムとゆらゆら帝国の対バン。
まずはモーサム。
始まってわかったのはモーサムファンの少なさ。
いや、ゆらゆら帝国ファンが多すぎるのだ。前方の客しか踊ってなかったな。
2曲目で「hang song」。
あとは新作からの曲が多かった。
モーサムってイベントだと選曲がイマイチな気がする。流れがないんだよな。
この日も中盤に「ONE STAR」をどっしりかましてファンは喜んでいたけど、ゆらゆら帝国ファンは微動だにしない。
あとは新作からの曲にあまり魅力を感じなかった。ポップを通り越してなんだかダサい気がするんだよなあ。
「シンクロニシティ」も、あんまし好きじゃないし。
これは新作買うのもちょっと迷うよな。
この日のモーサムライブで唯一良かったのは「GREEN&GOLD」が聴けたことかな。この曲はやっぱ好きだ。
ラストはこれまためちゃめちゃポップな「流星群」。なんだかアニメの主題歌にでもなりそうなほど分かりやすい。
というわけでモーサムの新作に一抹の不安を感じたライブだった。

そしてゆらゆら帝国。すごすぎ!
演奏ちょーうめー。唄もうめー。
ファズの効いたギターがすっごくいい音色で、非日常的な独特な世界にどっぷりとつかることができた。
ベースの亀川氏も凄かった。じいっとドラムとギターを見ながらほとんどからだを動かさずにもくもくとベースを奏でる。3人の演奏のまとまり具合が最高に素晴らしかった。
「午前3時のファズギター」がやばかった。ギターをかきむしりながらジャンプを繰り返す坂本氏を観ていると「なんだがとんでもないものを観てしまっている!!」という気になったね。
でもガンガン踊れる曲は少ないから後半しんどかったのも事実。
しかしモーサムとは全く違う完成度の高さに驚くほかなかった。

というわけでゆらゆら帝国の凄さを思う存分堪能した夜だった。
ライブ会場でモーサムの新作が売っていたけど、結局買わず・・・。


あとクアトロはリニューアルオープンなんだけど、変わったのはエントランスだけだった。
ロッカーとか物販が広くなったのはまあいいけど、それよりステージからエントランスに降りる階段をどうにかしてほしい。
いつもあそこでめちゃめちゃ混むんだよな。

なんてことを感じながら渋谷を後にした。

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