2008年7月20日日曜日

US AND THEM at 日比谷野外大音楽堂


野音にてホットスタッフ30周年記念イベント。
真夏の野音は暑かった。
セミの鳴き声を聴きながら酎ハイを何本も飲んで泥酔しながら「今年も夏が来たな」と実感した。
とにかく気持ちよかった。
15時半から5時間、野外で好きなアーティストばかり4組も観るなんて、これはもうちょっとしたフェスといっても良かった。

①吾妻光良&THE SWINGING BOPPERS
まず最初がバッパーズ。野音で観るバッパーズもまた最高だった。
「最後まで楽しもう」「やっぱり肉を食おう」「栃東の取り組みみたか」「おれたち相性いいぜ」などなど定番の曲が続いた。初めて観ているであろう観客にもその歌詞のおもしろさは大うけ。
暑さのせいでMCにはいつものサエはあまりなく、基本的にMC短めで勢いのある曲がガンガン続いた感じだった。
後半の「150~300」も良かった。「ほんじゃね」でライブは終了。
あの暑さで、あの年でよくやったと思う。

②YOUR SONG IS GOOD
このあとがユアソンだった。酎ハイを買いに行って、売店の列に並んでいる間にメンバーが登場。
登場してからサイトウジュン氏の最初のMCがウケた。
「皆さん暑いのでムリだけはしないでください。ムリはオレ達がします!!」
このあと迫力のライブがスタート。
あわてて席に戻る。
最近のユアソンはホントにすごいと思う。
性急さがパンクロックそのものだ。
「ブガルー超特急」のテンポの速さがCDの3倍くらいに感じた。観客はみな笑顔でスカダンス!
野音は踊り狂っている客の様子が全部観えるのがまたいいのだ。
新曲「1234カリプソ」も良かった。
サイトウ氏のMCも熱くて最高だ。
明るくて、楽しくて、それでいてグルーブは凄まじく、ロックでもある。
こんなバンド他にいないと思う。


明日21日はリキッドルームでワンマンらしく、チケットはまだ売り切れていないとのことで、
本日会場でチケットを売っているという告知があり。
←泥酔していたのもあり、どうせ明日ヒマなんで行くかと決意し、ユアソンのライブ終了後チケットを購入。



③勝手にしやがれ
このあたりで酒の量も手伝って、かなりいい感じになっていた。
勝手にしやがれを観るのは2年ぶりだ。
ゴダールの映画のサントラがかかりメンバーが登場。
武藤昭平が予想以上にかっこええ。
「ロミオ」でライブはスタート。
彼らの演奏はいまいちタイクツなんであんま好きじゃないんだけど、今日は逆にその普通さが他のバンドとうまく差別化されててカッコよかった。
嬉しかったのは大好きな「Filament」をラスト近くでやってくれたこと。
この曲は好きなんだよ。泥酔しながら踊りまくった。

④東京スカパラダイスオーケストラ
この辺になると酎ハイの呑みすぎであまり記憶がない。
最初は「TONGUES OF FIRE 」だったと思う。この曲はライブの定番だ。
あとは「(We Know It's) All Or Nothing」とかやっていた気が。
あとは谷中氏の「戦うように楽しんでくれ」というお決まりのMCも覚えている。
あとは冷牟田氏が脱退して初めてのライブとのことで「新しいスカパラをよろしく」みたいなことを言っていたな。踊りまくってたらあっという間に終わった。

アンコールは本日出演した全てのバンドが登場。
でも何歌ってたかは全く記憶がない。

とにかく楽しすぎた。
夏の野外でスカのリズムに踊りまくりながら5時間近く酒をのむというこの行為はまさにロックフェスと同じ楽しさだった。

あとは出たメンバーの音楽性が非常に似ていたのもいいと思う。
ジャズやスカ系で統一されていたのが良かった。

というわけで今年の夏の最初のクライマックスを野音で迎えた最高の夜だった。
以上!

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