2009年12月21日月曜日

ZAZEN BOYS LIVE at AKASAKA BLITZ


今年最後のライブはザゼンでしめた。

いつみても緊張感のあるザゼンライブであるが、この日は向井の緊張感がいつもよりちょっと少なく、
その分ライブ全体がどことなく「楽しさ」をかもしだしていた。そしてそこがまた見所でもあった。
「マーキームーン」でメンバー登場。
向井は青い半袖シャツ。カシオメンはストーンズ「女たち」シャツ。
松下敦は黒いチェックみたいなシャツ。
吉田一郎は初めてみたがオレンジのシャツでちょっと太って、ふてぶてしさがアップ。

そんでもってライブであるが、向井の「マツリセッションを始めます」とのMCで、セッションがスタート。
野音でも見た即興セッションである。
向井の「チャルメ~ラ!!!」とのMCでチャルメラのフレーズをメンバーがすこしずつタイミングをずらして鳴らすというもの。
言葉では説明しづらいんだが、このセッション、緊張感があってなかなか良かった。

そのあといきなり「RIFF MAN」!!!ワンマンライブではかならずといっていいほど終盤に披露されるこの曲がいきなり序盤とは!!!
真っ赤な照明がよく合っていた。この日の赤坂ブリッツは照明がサイゲテリックですんごいかっこよかった。
2曲目で「HIMITSU GIRL'S TOP SECRET」。これはまあ定番。

3曲目で「HONNOJI」。うん?向井の歌声に気迫が感じられない・・・。
そのまま、中盤の演奏を思い切りミスった!!!おいおい、大丈夫か???
4曲目で「WEEKEND」。これはまあしっかりと演奏。
そのあと向井が一郎に向かって「早かった・・・」とかなんとかブツブツ言ってた。
そして「『HONNOJI』を間違いました。すいません」と客にわびた。やっぱね。
この日のライブはこのミスが象徴しているように、緊張感が薄れてちょっと楽しい雰囲気だった。

「今日は新旧いろいろやります。カバーもやります」
とのMCのあとに披露されたのはザ・スミスの「THIS CHARMING MAN」。
軽快なリズムに楽しそうに歌う向井。やはり今日のライブはいつもと違う・・・。
そのあとは向井は基本ずっとギターを手にしたままで、旧作のオンパレード。
「Whisky & Unubore」は後半のギターをザックザック刻むとこがカッコいい。ヴェルベッツみたいだ。
そのあとは「TANUKI」。
「Si.Ge.Ki」「SEKARASIKA」も久々に聴いた。
鍵盤が入るやつだと「NABE&SADA」「DARUMA」の2曲くらい。
「Maboroshi In My Blood」→「IKASAMA LOVE」の連続はワンマンライブで毎回やる。伝統芸能みたいな感じである。
で、それらの曲が終わったあと、向井がプロデュースした新人バンドの話があって、そのまま「今日はカバーをやります」というMCでまた「THIS CHARMING MAN」。客は失笑。楽しそうに歌う向井。
そのあとは「I Don't Wanna Be With You」「sabaku」でディープな世界に。
そのまま「Asobi」で終了。

アンコールは「カバーをやります」というMCで本日3回目の「THIS CHARMING MAN」!!!これは受けたね。
そのあとはメンバーが楽器をおいて、ステージ前方に集まって、
声だけで「安眠棒」を披露!!!
これも面白かった。

こうしてライブは終了。
全編に面白さ、楽しさが漂う内容であった。
いつもストイックで緊張感ただようザゼンであるが、たまにはこういうライブもいいなと感じた。

以上で今年のライブも終了。
ザゼンはなんだかんだで4回も観た。

最も心に残っているのはアロウズの岩原俊司の東京ラストライブかも。
「さよならミュージック」がやばかったんだよなあ。

サマソニのスペシャルズも良かった。
サンセットのエゴラッピンもすごかったなあ。

来年もジャンルにこだわらず色々観たいもんである。

以上!!!

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