2008年6月25日水曜日

MO'SOME TONEBENDER LIVE at LIQUIDROOM


モーサムのマンスリーライブ3回目である。
今夜のプロデュースはボーカルギターの百々氏。

前月のイサムナイトに比べると正直セットリストも内容も迫力にかけた気がする。

まずいきなり始まったのはなんとバンドは一切なしで、ホーン隊のオーケストラを従えての百々(ギターなし)の歌だけのコーナー。「奇跡の歌」「GREEN&GOLD」など3曲を披露。
最初は驚いたけど、すぐ飽きたし、なんか中途半端だった気が。
特に「GREEN&GOLD」はやっぱあのキラキラのギターにドシャドシャのドラムとブリブリのベースがたまらないんだよ。バンドでやってこその名曲であり、オーケストラでなんて聴きたくなかったね。残念。

その後はバンド編成で「ロッキンルーラ」。このリズムがたまらんね。
続いて「RED GUITAR C'mon」。これまた踊りまくりだ。続いて「idiot」。
その後の新曲の「FOOL GOES ON」はかなりカッコよかった。狂気的なハードロックにちょっと打ち込み音がのっかてて不穏な雰囲気が凄かった。やっぱ一筋縄じゃいかないバンドだ。
4月のライブでの会場限定シングル「シンクロニシティ」はなんかブンブンサテライツがもっと分かりやすくなったようなキラキラなロック。 これに限らず新曲はどれもやたらポップな傾向にあるのが印象的だった。
続いて、またもやホーン隊が登場し「マカロニ」。昨年のツアーでもやってたね、これ。
しかしホーン隊ってモーサムには会わない気がして仕方なかった。
その後も新曲「I DON'T KNOW」。これまたホーンがバリバリ前奏を奏でる極めてポップな曲だ。
そして本日のライブ会場限定シングル「君とどこまでも」。木村カエラがボーカルで参加しているとのことで、ゲストで出てくるのかなと少し期待したが、全く出てこず。
そのままホーン隊を入れて曲は「ルルル」。この曲で終盤、ドラムとホーン隊が力技を見せて、凄まじいグルーブを生み出していた。本日の1つのクライマックスにしたかったようだ。個人的にはまあまあ良かったけど、この曲で盛り上げてもかなり微妙な気がした。
っていうか前回までの2回のライブで盛り上がる曲はやりつくしてるんだよな~。
その後は初期のゴリゴリなロックな曲が続く。観客もホーン隊の共演で続いたポップな曲よりもめちゃめちゃ盛り上がっていた。
「STOP THE MUSIC」は圧巻の演奏。ほんとカッコええね。
そんでもって続いては「DUM DUM PARTY」。途中でトランペットを持った男が登場。腕には刺青が。
え、もしかして、やっぱそうだ!中村達也である!
観客は狂喜。やっぱ背は高くないんだね。この1曲でさっさと姿を消した。
そんでもって本編は「HigH」で終了。 この曲はドラムがほんとすごい。

アンコールはまたまたホーンのオーケストラで「echo」。
そして2曲目は新曲「流星群」。これまたポップな曲であった。

というわけで総括すると、イサムナイトに比べるとやや盛り上がりと迫力にかけるライブであった。
結局のところ百々氏の人柄どおりのポップでどこかやんちゃな夜であった。

以上。

0 件のコメント: