2008年3月2日日曜日

SCOOBIE DO,オーサカ=モノレール LIVE at UNIT


スクービードゥー主催のライブイベント「Root&United」。
今回のゲストは60年代ファンクミュージックの再現に命をかけるオンリーワンなバンド、オーサカ=モノレール。
スクービーとオーサカ=モノレール、まさに誰がどうみても、「ファンク」そのものとしかいいようがなく、
とんでもなく「腰にクる」夜だった。恐らく代官山UNITは今夜、地球上のどこよりもファンキーな場所だったことは間違いない。


昨日Y氏と呑んでいるときに、

オレ「スクービードゥーってすごいバンドがいてさ、明日ライブなんだよ」
Y氏「へー」
オレ「よかったら行ってみる?」
Y氏「そうだな」

という会話があり、本日はY氏と相方のH氏の3人での参戦となった。
今朝別れたY氏と16時半に再び恵比寿で会う。
Y氏とH氏の当日券を求めて17時前にUNITへ。するとUNIT前にはオーサカ=モノレールのボーカル中田氏の姿が!衣装着てないとフツーのお兄ちゃんであった。

まずはオーサカ=モノレール。
ホーン隊4名にギターが2人、ベースにドラムの計8人編成でステージに登場。
ボーカルの中田氏が登場する前にバンドのみで次々とミーターズのようなファンクミュージックを演奏。何度も曲のテンポが変わるのだが、その安定感とスリリングな展開は素晴らしすぎて、もう踊らずにはいられない!これぞファンクだ!かなりフロアがあったまったところでボーカル中田氏が登場。動きがやばい!ホーン隊も中田氏に合わせて踊る踊る。このバンドはビジュアル的にもとっても面白い!
ギターもうめー!ドラムはあんだけ複雑なリズムを叩いてるのに、安定感がすごい!
というわけであっという間に終わってしまったがこの時点ですでにフロアはファンキーなグルーブにすっかりヤラれて熱くなっていた。

そしてスクービードゥー。
小山シュウの声がちょっとかれていたけど、いつもどおりのファンクとロックの融合沸点「ファンカリズモ」をフロアにぶちかましてくれた。
「PLUSE ONE MORE」でライブは始まり、その後は久々に「WHAT'S GOIN' ON」。ライムスターがいないのにもかかわらず、マミーDと宇多丸のラップパートを全てコヤマシュウがラップしてくれたのが嬉しかったね。
そんでもって「トラウマティックガール」。この曲の途中でお決まりの「マツキタイジロウのギターで語るコーナー」があり、今日はオマケで「モビーのドラムで語るコーナー」があった。「ドラムでしか語れない男、モビー!!語ってくれ!!」みたいなフリを小山シュウから振られて、モビーこと岡本氏はなにを思ったか、フツーに「三寒四温が・・」みたいにトークを始めてしまい、小山に怒られる場面がコントっぽくて笑えた。
そんでもってその次は新曲「DRUNK BEAT」。これまた踊りやすくて良い。そして大好きな「BACK ON」。クルクル回りながらギターを弾くマツキタイジロウがカッコええ。オレもこの曲を聴くと必ず回ってしまうのだ。
その後は「SISTER」から比較的昔の曲を数曲メドレーで演奏し始め、「45回転の夜」で終わった。
その後はマツキ氏が白いバスローブ姿で登場。背中には赤い字で大きく「LOVE」と書かれていた。ウケる客。
「ギターと女を泣かせることが得意な、リーダーマツキタイジロウ!!!」
みたいな紹介でやたらとリーダがエロイ事を強調するコヤマシュウ。
そして曲は新曲「PRIVATE LOVER」へ。バスローブ姿でギターを弾くリーダー。この曲好きなんだよね。メロディが良いし、踊れる。この時ふとベーシストナガイケジョーを見ると凄まじい動きでベースを弾いていた。ここからナガイケ氏から目が離せなくなってずっと見ていたけど、この人、動きこんな激しかったっけと思うほどよく動いていた。
その後もファンにはもうおなじみな新曲「真夜中のダンスホール」。コヤマシュウの横揺れダンスにあわせてフロアも横揺れに。
その後はコヤマの紹介でオーサカ=モノレールのホーン隊4人が登場。スクービーの奏でるファンキーなサウンドに、オーサカ=モノレールのホーン隊が加わったことで、極めて濃厚なサウンドとなり、その凄さに笑わずにはいられなかった。しばらくしてホーン隊を加えたまま曲は「LITTLE SWEET LOVER」へ!
待ってましたとばかり客は大興奮。しかもホーン隊が加わることで、この曲のすごさと楽しさが倍増されていた!嵐のように終了。

アンコールもホーン隊を加えた8人編成。
「日本人でずっと昔からファンクをやっていた人の曲を歌います。」
という紹介で曲は岡村靖幸の「だいすき」だった。
なぜいまこの曲を?逮捕されたからか?
まあそんなことどうでもいいか。
この1曲でライブは終了。しつこく2度目のアンコールを求める観客に、ナガイケジョーが単身ステージに登場し、
「今日はもう終りです。今度は5月9日にリキッドルームでワンマンですのでよろしくお願いします」
と言って帰っていった。
ナガイケの声を聴いたことがなかったのでそれだけでもまあ嬉しかったな。
今夜のライブはナガイケ氏のアクションのすごさとそのグルーブの凄さが目立った。
弾きながらなんか口を動かしてるんだけど、それが歌詞ではないのが面白い。
恐らく「ベンベン」みたいな、ベースの音を口にだして言っているんではないかと思う。

オーサカ=モノレール最高!
スクービーも最高!
スクービーにオーサカ=モノレールホーン隊が加わった「LITTLE SWEET LOVER」は超最高!!
楽しくファンキーな夜だった。

Yくん、Hさん、付き合っていただきありがとうございました。
5月のリキッドも是非行きましょう!!
以上!!

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