2007年6月24日日曜日

「7月24日通りのクリスマス」鑑賞。


村上正典監督
2006年 日本映画

おもしろかった。
素直に楽しめた。

「電車男」に似てるな~と思ったら監督が一緒であった。
早い話「電車男」の女版のような作品。でも丁寧に作られてて面白い。


妄想好きで現実の恋をせずに「王子様」を夢みながら「恋に恋する」さえない主人公サユリはある日学生時代からずっと心の「王子様ランキング」No1である奥田先輩と再会を果たす。再開をきっかけに二人はいい感じで交際を重ねていくが・・。

いやホント内容的には「電車男」とほぼ同じなんだよ。自分の憧れの人を「不釣合い」かもしれなんだけど好きになっていくというありがちな話。それでも見入ってしまうのはそれだけ「恋愛」における「憧れの先輩に片想い」というシチュエーションが生きる上で普遍的な要素であり、誰にでも青春時代に少なからず似たような経験があるからだと思う。劇中の「憧れつづけるのは辛いけどあきらめたら何もない」「種をまかずに花は咲かない」といった類のセリフは「恋愛」のある種の真実を言い表していて印象的であった。

中谷美紀ってコミカルな演技が最近多いが、なかなか気合が感じられて好感がもてる。「一生懸命やってます!」という意気込みが伝わってくる。なので「さえない役なのに最初から綺麗すぎるだろ」といった突っ込みもあまり感じず。
脇役も皆目立ち過ぎずによい仕事をしている。特に上野樹里はやはり色気のなさが効果的でハマリ役であった。

「電車男」と違う点は「クリスマス映画」であるという点だ。
たとえ恋人がいなくてもクリスマスに観るにはうってつけの作品だ。
むしろ片想いの人こそ観るべき作品だといえる。
きっと少しの希望と勇気を与えてくれるはずだ。
(生涯588本目の作品)

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