2007年6月5日火曜日

SPECIAL OTHERSについて


SPECIAL OTHERS。略してスペアザ。今私が最もはまっているバンドの1つである。
昨年1年間で6回ライブへ行き、今年もすでに2回行っている。
7月1日にはワンマンライブがあるが無論いく予定である。
スペアザはいわゆるインストゥルメンタルバンドで基本的に唄はない(なかには唄がある曲もあるが)。

彼らを何かにたとえるならどこか大自然の高原を流れる「おいしい水」だと思う。
彼らの音楽にはメッセージ性は皆無。つまり余計な味はしない。あるのは心地よい音だけ。
彼らは爆音で無理やり客を興奮させたりはしない。
彼らの奏でる音は流れる水のごとく聴く者の体の中に浸透し癒しとうるおいを与える。
そこには一切の「おしつけ」はない。
その結果自然と笑顔がこぼれる。

もしあなたが世の中に絶望しているならスペアザの「IDOL」という曲を聴くことをオススメする。
8分ほどのこの曲は終盤のクライマックスで鍵盤とギターがユニゾンで光のようなループを奏ですさまじい高揚感を生み出す反則技のような瞬間がある。ライブではこの曲の終盤になると誰もが笑顔となり歓喜のあまり叫びだす人も多い。その瞬間には間違いなく「光」がある。

そして今日(正確には明日だが)スペアザの新作が発売される。
感想はまた後日という事で。

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