2007年6月24日日曜日

「ブラック・ダリア」鑑賞。


ブライアン・デ・パルマ作品
2006年アメリカ映画

見ごたえはあるんだが、
全体としての感想はズバリ「つまらん」。

観ながら「LAコンフィデンシャル」にやたらと似ているなと思っていたら、原作者が同じジェームズ・エルロイだった。どうりで似ているわけだ。

40年代のロサンゼルスを舞台に起こる殺人事件をめぐるサスペンスドラマ。全編統一された深みのある渋い映像が見事で美しかった。
強く思ったのはジョシュ・ハートネットはどうみても伊藤英明にそっくりだという事。

「LAコンフィデンシャル」もそうだったけど、対照的な刑事二人が事件を追う設定や、事件をとりまくやたらと艶かしい女性達の登場など最初は面白いんだけど、物語が進むにつれてどんどん銃声の回数が増えて人が死ぬだけでなく、場当たり的なラブシーンも増えていき、その結果登場人物に感情移入しにくくなってしまう。後半から物語の展開の速さに人物描写が追いつかず非常に「雑」な映画となっていってしまうのだ。やはりこれだけ展開の激しい小説を2時間の映画にするには無理があるのだ。

でもって肝心の殺人事件の犯人にもあまり伏線が感じられず「ふーん、そうだったのか・・」程度の感想しかもてず。。

最近ノリにのってるスカーレット・ヨハンソンの艶やかさは一見の価値あり。
「マッチポイント」でも彼女の魅力は凄かった。いま男を狂わせる女を演じたら彼女の右に出る者はいないのではないだろうか。

というわけでやたらと宣伝していた割には大した内容ではないので
もし観る場合は期待しないて観た方がよい。
(生涯587本目の作品)

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