2007年12月8日土曜日

行こうぜ ピリオドの向こうへ!!②

2次会でオレはトリに氣志團の「ONE NIGHT CARNIVAL」をやることになっていた。
学ランを着て金髪のカツラをかぶり、サングラスをした。
カラオケCDをながしてその上からフェンダームスタングを弾いて熱唱するという内容だった。

「行こうぜ!独身生活のピリオドの向こうへ!」

そう叫んで演奏を開始した。
歌い始めてすぐにお店の方がなにやらアンプをいじって音量の調節をしているのがみえた。
その後思うようにギターの音がでなくなった。カツラとサングラスがずれはじめた。
歌はわりとうまく歌えていたが、ギターもカツラもグラサンもなにもかもが非常にまどろっこしくなった。
あと「このまま音のないギターを弾いていてもマズイな」という冷静な考えもあった。
とにかく「このままじゃやべえ!!」と異常な衝動を感じたオレは音が出ないギターを投げ捨てた。サングラスをとって床に投げつけさらにそれをコナゴナに踏みつけた。そしてカツラも床にたたきつけた。このときの気分は言葉にできないが、なにしろ興奮していてアドレナリンが尋常じゃなく放出していたのだ。
あの時オレの頭の中には銀杏BOYZで常軌を逸したパフォーマンスに走る峯田和伸の姿があり、ギターを投げ捨てて火で燃やすジミヘンの姿があった。そういういわゆる破壊的なパフォーマンスに走る衝動が少しは分かったような気がした。

結果的にはこの予定にない破壊的なパフォーマンスが観客にはかなりうけていたと思う。
ハンドマイクでダンスしながら最後まで熱唱した。
歌いおわったあとオレはH氏にこう聞いた。

オレ「どう?ピリオドの向こうへ行った??」

H「・・・行ったよ・・」

ということで「ONE NIGHT CARNIVAL」はなんとか成功したと思う。
協力してくれたT氏とY氏を始め多くの方々に感謝である。


その後は20時から有楽町の居酒屋で3次会。
ここで2次会ではほとんど弾かなかったギターを弾いて歌いまくった。
写真はオレ、
ではなくて同期M氏の旦那さんである。
音楽をこよなく愛するボリビア人J君である。

そんなこんなで楽しい1日は終わった。
結局本番で1分くらいしか使わなかったギターとアンプをもって家に帰った。
音が出なくなったこと自体は残念だったが、そのせいであのようなパフォーマンスができたのは逆によい経験だったと思う。大げさじゃなくて「ロックンロール」ってなんなのかがすこしはわかったような気がした。そんな夜だった。

Hくんあらためておめでとう!!
今後もよろしくお願いします。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

おお!
Jくんがギター引いてる!
びっくりしたー。ありがと。

いや、2次会はほんとに度肝を抜かれたよ。
10年の付き合いなのに、いまさら新たないっしーワールドにご招待ありがとう。
これからも期待してるわ。