通勤時はもっぱら安藤裕子のベストばっか聴いてる。
いいっすよ。
この人は思うがままに、まさしくあるがままに歌を作って歌ってるんだろう。
1曲の中のメロディの数がどう考えても多い。
「Aメロ→Bメロ→サビ」という既存の楽曲にありがちな構成に慣れてしまっていると、
安藤裕子の曲はどうにも掴みどころがないかもしれない。
アルバムに同封されていた彼女自身の手記によると、
デビュー前に、あるアレンジャーから
「一曲の中に五曲分の構成を詰め込むのはやめてくれ」
とよく言われていたという。ムリもない。
メロディ数に比例して1曲の中で感情の浮き沈みがあるのも面白い。
ゆらゆらとただよう波のようにどことなく不安定であり、弱いかと思うと、時には強い。
それこそが人間の心だと思う。
一番好きなのは「聖者の行進」かな。
6月のライブが楽しみだ。
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