2008年11月13日木曜日
SOIL&"PIMP"SESSIONS LIVE at LIQUIDROOM
昨日に続いて今夜はソイルのワンマンライブ。
名づけて「秋だ!ゴールドツアー」。
ワンマンは6月以来なだけに期待も山積みであった。
リキッドルームとソイルは相性がいいというのが私の持論であるが、
今夜のライブはホントに最高だった。
開演前にはステージには真っ黒な幕がかかっており、中身が全くみえない。
もしやゲストバンドか?なんて思ったりした。
19時15分頃ようやく照明が消えていつものSEが流れ出した!
幕が上がるとそこにはゴールドのカーテンをバックにしたメンバーの姿が!「ゴールドツアー」だからなのね。納得。
1曲目は意外にも「WASTED TIME」。どっしりとしつつも相変わらず驚異的に強力で色気のある演奏にもってかれた。「やっぱソイルはライブだよね!!!」と思いながら笑顔で踊るしかなかった。
その後はたしか「FULLER LOVE」だったと思う。元晴の調子が悪そうなことをまず感じた。汗の量が尋常じゃない。風邪かなとおもったが、その後の社長のMCで「6人中4人が風邪ひいてるけど関係ないぜ!!!」みたいなこと叫んでたんで、元晴は間違いなく風邪だったんだと思う。たしかにいつもよりサックスをふけてない箇所が多かった。けど、それに負けないという気迫と緊張感は凄く伝わってきたので音はイマイチでも結果的にはとてもいいパフォーマンスだったと思う。
その後は「SUMMER GODDESS」「WALTZ FOR GODDESS」だったかな。今夜は性急なビートの曲よりもどっしりとした曲のほうが多かったと思う。
そのあと恒例のJ・A・M。J・A・Mもこの日はわりとゆったりとしたクールな曲だった。
再びメンバーが登場して初期の「Hobor」を披露したあとはこれまた初期の「FIRST LADY」。でも今夜の「FIRST LADY」はこれまでとちょっとリズムをアレンジしてあり、原曲よりもスタイリッシュにやや軽めに仕上げていたのが印象的だった。
あとは最近の曲で「Paraiso」だったけな。全く順番に自信なし。
その後は「FANTASTIC PLANET」で観客も大合唱でひたすら盛り上がり。あとは「WE WANT MORE!!!!!!」をかなりユルメにやってた。今夜はどっしりというかわりとゆったりとやりつつ楽しさは凄いという内容のライブだったと思う。これもメンバー6人中4人が風邪という部分が反映された内容だったんだと思う。
こうしてクライマックスに到達したとこでなんと「マクロケ」→「マシロケ」の2段階攻撃!こりゃやばいっす。嬉しかったね。このあとは「殺戮ニューウェイブ」→「殺戮のテーマ」→また「殺戮ニューウェイブ」といういつものパターンでしめ。
アンコール1曲目は、今年のアルバムとシングルのどちらも購入した方へ抽選で「ソイルがアナタの要望にあわせた曲を作って送る」というキャンペーンがあったのだが、その当選者である日大のバンドサークルが登場し、ソイルが彼等に作ったという曲を演奏。これが予想以上に上手くて観客も大盛り上がりだったと思う。
日大バンドが去ったあと再びメンバーがそろう。
「もうひと踊りしようぜ!」と社長。
そこでならされたのは秋田ゴールドマンの不穏なベース音。
でたああ「SUFFOCATION」だ!!!
体調の悪いホーン2人も最後のこの曲は気迫十分でしっかり吹いていて文句なしのシメであった。
ソイルのライブはまさしく「音楽」そのものだ。
抱えていた悩みがすこしは減ったよ。
以上!デスジャズを思う存分堪能した夜であった。
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