2006年中国・香港映画
ジョニー・トゥー監督
なんとカッコいい映画なんだろう。
オープニングから明らかに違う。
クール。
なにがクールって、ズバリ、作品の
テンポだ。
テンポが非常にゆったりとしている。
ここ最近の映画のテンポがいかに速くて落ち着きがないかがよおくわかる。
ゆったりと静かで、緊張感とせつなさと哀しさを漂わせる独特のテンポ。
登場する男達は普段は言葉は少なげで、むしろ態度で「無言」で語っている。
アクションシーンになると一転して華麗な銃撃戦の舞をみせる。
この緩急が実に美しい。
人物描写がもうちょっと深かったらいいんだが、
でもとってもいい作品だった。
美しく、切ない。
こういう映画にであえると嬉しいもんだ。
以上!!!
(生涯683本目の作品)
0 件のコメント:
コメントを投稿