2010年10月9日土曜日

大森「吟吟」-蔵元さんを囲む会-


大森「吟吟」で開催されている"蔵元さんを囲む会"に参加してきた。
今回で114回目だという。






















参加者はすべて事前申込み制である。
かぞえたところ30名程度か。
4つのテーブルに分かれて座る。皆さん常連で、何回目かの方ばかりの様子
ワタシは以前9月に訪問時にこのイベントを知り、その場で申込みをしたのであった。
20時から22時半の2時間半の時間制で、
お酒はこの日は10種類。
食べ物は大皿料理で10種類というメニューである。

















本日の蔵元さんは、千葉県「岩の井」ブランドの横坂杜氏。
各テーブルを30分程度づつ回って、本日の日本酒について熱いトークをしてくれた。

群馬、新潟、岡山、石川で日本酒の修行をして、
千葉で岩の井ブランドの杜氏となったとのこと。
奥さんの実家が米を作っており、そのコメを使った日本酒を作ることが夢であったとのことで
本日そのデビュー作となったお酒も飲むことができた。

この日は10種類中、9種類が「山廃仕込み」の酒である。
山廃仕込みは、高いレベルと、気温など繊細な環境が要求されるとのことで、
石川の有名な山廃の神様と言われている杜氏のもとでその方法を修行されたとのこと。

そのほか仕込み水についても熱く語っていた。







10種類のお酒が10分おきくらいに1種類づつ一升瓶で回ってくる。
いまどれを飲んでいるのかをしっかり把握していないとわからなくなってくる。






















食べ物は前半はなめろうや、あえ物系が多い。
どれも実にうまい。酒に合う。
後半は焼き物や揚げものでラストは横坂氏の農家のコメでつくったおにぎりであった。






















この日驚いたのは、ワタシの会社の元先輩で、現在酒造で働いている方と7年ぶりに偶然再会したことである
こんな出会いがあるとは「酒縁」は素晴らしい。


というわけで2時間半ガッツリ日本酒を堪能したのであった。

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