ap bank fes2011

初めていったap bank fes。
予想以上の素晴らしさだった。

ライブは4部構成。
渋滞にまきこまれたため1部は観ることができず。
会場につくとちょうど2部が始まるところだった。

1部と2部はbank bandの演奏をバックにさまざまなミュージシャンが絡み、
自分の持ち歌やカバー曲を披露するといった内容。
すごいなあと思ったのは、1部2部4部とミスチルの桜井が終始ステージにでずっぱりなこと。
この炎天下であんだけ長時間のステージを、しかも3日間!!!
彼のパフォーマンスと笑顔は実に魅力的で、ファンが多いのもうなずける。
最終日には声の調子とか、大丈夫なのかなあと思った。

bank bandの中で個人的に目をひいたのは亀田誠治。
グルーヴィーなベースを奏でていた。

2部のトップバッターは一青拗だった。
あんまし好きではないのでテキトーに観た。
4曲くらいやったかな。
ラストはヒット曲「ハナミズキ」で終了。

続いては桜井のミュージシャン友達だというスガシカオが登場。
「愛について」「はじまりの日」などを披露したあとは
ミスチルの「ファスナー」をカバーし桜井と共演。
これもまあとくにフツーのステージだった。

3番手は真心ブラザーズ。
いきなり「拝啓ジョンレノン」である。
おお、なかなかかっこいい。
続いて「どかーん」。どかーんと盛り上がる。
で、一番聴きたかった「エンドレスサマーヌード」もやってくれた。
いいっすねえ。
そのまま99年の名曲「EVERYBODY SINGIN' LOVE SONG」。
ファンクののりが気持ちいい。でも知名度は低いのか会場はイマイチ盛り上がらず。

こうして3アーティストの出演が終わってからは桜井がメインボーカルでbank bandのライブ。
フジファブリックの名曲「若者のすべて」をやって2部は終了。

3部はレミオロメンのワンマンライブである。
これが実にすばらしかった。
セットリストはベスト的な選曲。
「雨上がり」で始まり
そのまま「南風」。
藤巻の歌声も安定していてパワフル。
そのあとは「スタンドバイミー」。いかにも小林武史っぽいアレンジと疾走感。
つづいて順番に自信がないが「太陽の下」「アカシア」「もっと遠くへ」の3曲をやっていた。
「もっと遠くへ」は藤巻の歌がすんごい胸にきてうるうるきたな。個人的にはこの日のハイライトシーンだった。ここまでいい曲だったとは知らなかった。
ラストは誰もが知っている名曲「3月9日」。
こうしてレミオロメンの魂こもったライブは終了。とっても良かった。

ラストステージはミスターチルドレンのワンマンライブである。
18時にメンバーが登場。これまでとはレベルが違う歓声がステージ最前付近から沸き起こる。
きになる1曲目は「Dance Dance Dance」だった。
熱いパフォーマンスに会場はすぐにヒートアップ。
2曲目は05年のアルバム「I LOVE U」から「WORLDS END」。
非常事態の日本にいらだちと失望をし抱きつつも、
それでも生きてゆくというような覚悟を感じる曲だ。
時代にマッチしている気がして妙に感動。

あとは順番に自信がないが、わりとシングル中心にやっていたと思う。
「and I love you」では桜井の歌唱力のすごさと実感。
高揚感と透明感がただようアレンジも素晴らしい。野外にぴったりなんだよな。
「youthful days」の疾走感、ここちよかった。
「いつでも微笑みを」では観客に口笛をふかせていたが、ほとんど聴こえず（笑）。
ラストは｢innocent world」!!!大満足で終了。

アンコールでは「かぞえうた」を披露。
その後はbank bandと本日出演した全アーティストがステージに集まって1曲やって終了。

真心ブラザースやレミオロメンなど個人的にツボな曲が多くてよかった。
その上ミスチルの野外ライブの素晴らしさを味わい満足。
あとは桜井の笑顔にもってかれたな。

というわけで素晴らしいフェスであった。
チケットおよび運転してくれたK君、ありがとうございました!!!