2007年9月12日水曜日

CLASHを聴く。


日曜に観たジョー・ストラマーの映画のせいでクラッシュを聴きたくなった。
が、オレが持っているオリジナルアルバムは「ロンドン・コーリング」と「サンディニスタ」の2枚のみ。
「ロンドン・コーリング」は1時間以上もあって長いし「サンディニスタ」も2枚組みだ。どちらもちょっと聴くにはあまり適さない。大体この2枚はレゲエ、ダブ、ディスコなど実に多様なサウンドを取り入れており、クラッシュの初期衝動的ないわゆる「パンクロック」的な要素が非常に薄い。

そこでライブ盤の出番となるわけだ。
「From Here to Eternity」と題されたこのライブ盤はクラッシュの人気再燃をうけて1999年にリリースされた作品である。
↑ジャケットデザインはかなりイマイチだが、収録曲はベスト・オブ・ベスト的な内容で、勢いあふれるタテのりナンバーと、横揺れがここちよいレゲエナンバーとが絶妙のバランスで収録されているので聴いていて全く飽きない。やっぱクラッシュは「懐の深い」バンドだったんだと実感した。

CMでもすっかりおなじみの「I Fought The Law」、ミック・ジョーンズといえばこれだろ!な「Should I Stay or Should I Go」など代表曲はほぼ網羅されているので入門編としても通用すると思う。
荒削りな演奏と男気あふれる歌声はスタジオ音源よりも爽快感とスリルに満ちていて興奮すること間違いなしだ。

以上クラッシュの音楽性の素晴らしさと勢いの両方を堪能できる1枚である。

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