2008年6月24日火曜日

祝10周年。


椎名林檎がデビュー10週年だ。
最近彼女の3枚目をよく聴いている。
2003年の作品で、購入時はあんまりピンとこなくて、ファースト、セカンドに比べると明らかに聴く回数は少ない作品だった。
でも最近ようやくこの音の凄さが分かってきた気がする。
とにかく濃い。ロックというよりはクラシックのような、ありとあらゆる音のウネリが味わえる。
レディオヘッドのような感じかな。
全曲どことなく狂っている。
それでいてどの曲もメロディは実に素晴らしいんで聴きにくくはない。
彼女の実力とセンスの全てが吐き出されたかのような音の洪水だ。

オレみたいに持ってるけどあんま聴いてない方もいると思う。とっつきにくいアルバムだとは思うし。
でも最近はファーストよりもセカンドよりも好きだな。

あ、東京事変は興味ないんだよね。
あれって色んなメンバーが作曲してるらしいけど、やっぱ作曲は林檎がやらなきゃだめだろ。
オレは彼女のメロディが好きなんだよ。

あと気づいたのはこのアルバムにギターでモーサムの百々が参加しているということ。
5年前からつながりがあったとは。同じ九州出身だしな。
ちなみにモーサムの「ロッキンルーラ」という曲に椎名林檎がピアノで参加しているのだ。

でもって明日は会社帰りにモーサムのライブだ。
世界はみんなどこかでつながっているのだった。

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