2008年10月7日火曜日

「パンズ・ラビリンス」鑑賞。


2006年 スペイン メキシコ映画
ギレルモ・デル・トロ監督

予告でみてちょっと気になっていた作品。
軽いファンタジーものかとおもいきや、めちゃめちゃバイオレンスでグロテスク!
物語もやたらと深刻で暗い。
子供向けの作品では決っしてない。

主人公の少女は、ファンタジーの世界ではとにかくグロテスクな試練におののき、
現実の世界では、極悪人の父親におびえ、
救いが全くない!
それでもけなげに頑張るのだ。

全編にわたって特殊効果が実に素晴らしい。
これだけでも観る価値は十分にある。

ラストはなんだかあっけなかったけども、悪くはない。

というわけで明るいジャケットにだまされてはいけない、
とことん暗く、深刻でグロテスクなファンタジー映画である。
(生涯647本目の作品)

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