2008年10月15日水曜日

ストーンズの秋。


私がストーンズで一番好きなのは「レット・イット・ブリード」だ。1969年の作品。

購入したのは社会人になったばっかの2001年の9月で、たしか9.11の前後だったと思う。
なんか当時の暗闇がじわりじわりと世界を覆うような雰囲気とすごくマッチしたんだよな。
1曲目の「ギミーシェルター」の悪魔的な怖さと凄さっていったらほんとに言葉にできない。
言葉に出来ない凄さを非常に見事に言葉にしているのが、CDについてたライナーノーツに書かれた甲本ヒロトのコメントだった。ストーンズそして、ロックンロールへの愛情に満ち溢れた素晴らしいコメントだった。
やっぱヒロトはホントに純粋なロックンローラーなんだなと思ったね。

あとこのアルバムのラストが「YOU CAN'T ALWAYS GET WHAT YOU WANT」っていうとんでもなく切ないブルーズで大好きなんだけど、この曲に「無情の世界」って邦題をつけた人のセンスは素晴らしいと思うよ。

というわけで「レット・イット・ブリード」は渋くて暗くて、切なくて、秋の夜長に似合うブルーズロックです。
以上!

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