2008年10月24日金曜日

eastern youth LIVE at SHIBUYA AX


会社帰りにAXへイースタンユースのライブ。
20周年記念のツアーファイナルだ。

イースタンユースはベスト盤1枚、オリジナルアルバム1枚しか持ってないんだけど、今夜のライブは十分楽しめた。
「夜明けの歌」からライブはスタート。
シャープなとげとげしいギターに情感あふれるボーカル。実にエモーショナル。
序盤に「雨曝しなら濡れるがいいさ」が披露された。良かったよ。

吉野氏のMCが良かった。どれもすっごく心に残っている。
「(昔売れないころ)市ヶ谷で部屋そうじの仕事(バイト?)してて、午後2時頃早くあがれるときがあって、帰りに市ヶ谷駅の側の橋でふと立ち止まって色々考えた。勢いで音楽やって、でも全然ダメで、このままどうなるんだ。やめようか?でもやめても何ものこらない。だったらやろう。そう決意して家にかえってアンプにギターつないで弾いたらこの曲ができた。オレはあのとき何もかもを市ヶ谷の橋の上から捨てたんだ!!!」
その曲とは「裸足で行かざるを得ない」!!!
「♪孤立無援の花~♪」のサビが実に心に響いた。

「夏の日の午後」は観客も大喜びで大合唱!!!文句なしにメロディがいい。名曲だ。

ラストの前のMCがまたやばかった。
「素晴らしい!とか美しい!って思うものやことは、他人に教わるのではなく、自分から気づくしかない。そしてそういった素晴らしいことってのは、永遠にそのまま残ることではない。ほっとくと、社会だとか集団だとか色々なものに巻き込まれていつのまにかグシャグシャになってしまう。そういうことってのは必死で戦って自分自身で守っていかなくてはならない。オレはそれだけを頼りにここまでやってきた。」
このMCのあとに演奏されたのは「素晴らしい世界」。
最高のエンディングだった。

手拍子をやめない客に2回もアンコールをやってくれた。

吉野氏の裸足の音楽を体験した素晴らしいライブであった。
味わい深いロックンロールだったよ。日本語ロックってやっぱいいね。
以上!!

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