2009年2月13日金曜日

DIENOJI ROCK FESTIVAL at CLUBCITTA KAWASAKI


会社帰りにラッキー★フレンズのベーシストK君とダイノジロックフェスへ。
最高でした。
結局最初から最期まで休憩なしに全てのバンドを観てしまった。

川崎駅地下のラーメン屋「大山」で海老ラーメンを食ってから19時過ぎにクラブチッタへ到着。

ロッカーに荷物を預けて革靴をコンバースに履き替えて身軽になった。
壁に貼られたタイムテーブルを見ると改めて今夜のメンツのすごさを痛感。
トリは銀杏BOYZでその前がスクービー。
オールナイトとはいえラストは午前2時台には終わるとのこと。
ドリンクチケットをハイネケンにとりかえて早速会場へ向かう。

1、怒髪天
増子のDJはみたことがあるけど、怒髪天としてのライブを観るのは初めて。
歌がいいね。まさに「リズム&演歌」だ。
増子のトークも最高である。
「今日川崎のヨドバシカメラのトイレ(大)に行ったら、ウォシュレットが急激な高温になっていて、しかるべき部位にダメージを受けた」ということを言って会場から笑いをさそっていた。
その他も「もう43歳ですよ。なんで来週あたり死にます」とか「ずっとバンドやってきたけど気づいたらワーキングプアであった。」とか自虐的なMCが可笑しかった。
ラストは「サスパズレ」でがっつり盛り上がって終了。
オープニングとして文句のないパフォーマンスであった。

このあとは森下くるみのDJ。かなりマイペースな感じでふつーに音止めたりしてたのがちょっと残念だった。

2、THE NEATBEATS
ニートビーツを見るのは2度目。
期待通りの演奏とMCの面白さで踊りまくった。
「黒いジャンパー」ではしっかりとコール&レスポンスを展開。
「裏地は赤のチェックだ」と叫んだよ。
なるほど今夜のメンツはみなMCも含めてクオリティが高いんだなと思ったね。

このあとは怒髪天の増子のDJ。スーパーマリオのテーマやレオパレス21のテーマ、ドラゴンボールZなどなど。相変わらずのおバカなDJだった。

3、THE COLLECTORS
べテランバンドのコレクターズ。これまた初見である。
演奏は一切のムダがなくて安定していてとてもカッコよい。
加藤ひさしはホント歌うまい。
歌唱力という点では今夜のメンツの中で一番だったと思う。
MCもこれまたかっこよくて
「オレたちを知らなかったヤツは今夜コレクターズを知らなかったことを後悔するぜ」とか
前の3列目くらいの人達、最初オレに無関心だったな。でもどうだ20分くらい演奏しただけで、もうメロメロじゃないか?メロメロじゃないか?
などなど骨の髄までロックンローラー的な発言の数々が素晴らしかったっす。

このあとは確かネゴシックスとウクレレえいじのピン芸だったと思う。
個人的にはウクレレえいじが面白かったな。
彼の志村喬のモノマネが分かった人はあの場にどれだけいたんだろうか・・・。

4、スチャダラパー
前の方で観た。
BOSEかっこいい。アニもいい声してる。
序盤でいきなり「今夜はブギーバック」!!!これには感動した。
あとは木村カエラとのコラボ曲などを披露。木村カエラはこなかったけどね。
最後にはダイノジの2人とレイザーラモンRGなどが混ざってパーティー的な盛り上がりをみせて終了。

5、JAPAN-狂撃-SPECIAL
彼らも初見。
なんだか70年代のパンクバンドを見ているようなトゲトゲしさがあった。
感想としては以上かな・・・。

このあとスクービーに備えてK君と最前付近へ移動。
銀杏BOYZファンがすでに場所取りしてる。
つなぎのDJはロック界の大御所大貫憲章である!!!

6、LAUGHIN’NOSE
開演前に最前付近では急に革ジャン率が高まっていたが、どうやらラフィンノーズの熱狂的ファンだったようだ。モッシュ&ダイブの嵐となった。
演奏がどうとかいうよりもその凄まじい盛り上がりに驚くほかなかったな。
チャーミーはいま何歳なんだろうか?歳など感じさせないパフォーマンスであった。
たしか演奏途中でダイノジの大地が観客席に混ざっていたとおもう。しかもTシャツはスクービーTシャツであった。

このあとも大貫憲章がDJ。ミッシェル「ジェニー」→クラッシュ「アイ・フォウト・ザ・ロウ」という定番の流れでオレ的には盛り上がった。

7、SCOOBIE DO
わざわざスクービーの前に物販でタオルを購入。
最前は銀杏ファンが陣取っていたので前から2番目で見た。
いつもどおりのMCでメンバー登場。
「BACK ON」から始まるというここ最近のフェスやイベントでよくあるオープニングである。
そのまま「DRUNK BEAT」でしっかりと盛り上げて、観客はみなタオルを振り回す。
この曲やるとは知らなかったけどタオル買っていてよかったと思ったね。
「WHAT'S GOIN' ON」「真夜中のダンスホール」「トラウマティックガール」「パレード」あたりをやっていたと思う。
ラストは「LSL」を期待していたのだが、キレイに「夕焼けのメロディ」で終了。
期待通りの演奏で満足であった。MOBYのブログの写真にしっかりとオレが掲げたタオルがのっていて嬉しかったね。

そのまま銀杏BOYZをみるべく移動せずに最前付近にとどまった。
このあとはダイノジのコント。
オレの周りは銀杏を待つファンのただならぬ熱気と興奮が蔓延していた。

8、銀杏BOYZ
幕が上がらない状態でステージからは不穏なバンドの音出しが続いている。
あまりに長い長い音出しがちょっとイラっときた。
ようやく幕があがる。ミネタ以外のメンバーは既にただならぬ雰囲気で演奏をしている。
そこにミネタが登場。パンツ一丁という姿。
いきなり観客席にダイブ。すぐにスタッフにステージに戻される。
1曲目は「若者たち」。周りはメチャクチャになり、ダイブの嵐。
その後「日本発狂」「援助交際」「駆け抜けて性春」をやっていたと思う。
途中から最前の子が抜けたので最前で観ることができた。チン中村のただならぬ雰囲気の演奏に目を奪われた。
ミネタはマイクに額をぶつけて流血。
新曲のバラード「ベロチュー」で少し落ち着いたあとはミネタの長いMCが。
「某団体の施設の壁にはこう書かれた紙がはってあったらしい。『人は死ぬ、絶対死ぬ、必ず死ぬ』と。それならオレは絶対生きる!!!必ず生きる!!!」
このMCのあとに演奏されたのは「あいどんわなだい」。これまた会場は盛り上がる。
その後はまさかの「BABY BABY」。へーこの曲やるんだ。意外な感じで嬉しかったなあ。
ラストは「僕たちは世界を変えることができない」。
アンコールは南沙織のカバーで「17才」。
ちゃんと観るのは初めての銀杏BOYZであったがまあ予想通りであった。
ミネタの熱気と生々しさはすごかったけど期待以上のものはあまりなかったな。
最前列にいたんだが、柵と柵の間というへんな場所にハマってしまいずっと腰がとっても痛かった。
後ろからの人の重圧がとんでもなくてずっと強い力で押されている状態だった。
何度も体を動かしながらなんとか耐えたけどきつかったなあ。

こうして3時半頃に終了。



クラブチッタを出てから「日高屋」で半チャーハンと餃子と瓶ビールでK君と軽く打ち上げ。
その後は4時からカラオケ館へ。
歌は歌わずに1時間寝てから始発で帰り6時頃帰宅。

ダイノジロックフェスはずばりメンツがいい!!
みな演奏のみならずMCも含めてハイクオリティなパフォーマンスをするバンドがそろっているのである。

以上最高の夜であった。
K君、チケットありがとうございました!!!

0 件のコメント: