2010年3月21日日曜日
「ターミネーター4」鑑賞。
2009年アメリカ映画
マックG監督
3に比べればいいんじゃないかな。
って3がどんな映画だったか覚えてもいないんだが。
キャメロン監督の1,2とはさすがに同じレベルの映画とはいえないけど。
1,2で「現在の地球で未来からやってきた新型ターミネータからひたすら逃げる」ってのは
もうやりつくしてる感がある。
その点4は舞台が現在ではなく、スカイネットが人間と戦争をしている近未来だ。
いまさらシュワルツェネッガーにも依存していない。(ちょっと出てくるけどCGなんだってさ)
これまでとはまったく違う内容で、タイクツしなかった。
CGとかあんま好きじゃないけど、この作品についてはそういったSFXが実によくできていて良かった。
あと爆発シーンがやたら多いけど、これはCGよりも実際の爆発を重要視しているらしくかなり迫力があったな。
役者もみんな気合のこもったいい演技で、作品にちょうどいい奥行きをあたえていた。
クリスチャン・ベールのジョン・コナーはかっこいいね。
あと若き日のカイル・リース役の人も、マイケル・ビーンに微妙に似ていてなんだか納得。
ストーリーは最後の方になるとご都合主義が濃厚になってきてどんどんスリルが薄くなってくるのが残念。
1,2にあった「やべえ!!!やられる!!!」ってハラハラ感がないんだよなあ。
「どうせ助かるんだろ」って感じ。
あとは、主人公がどういう過程で未来にきたのか?とか、
ヘレナ・ボナム・カーターはなんだったのか?とか
よくわからない謎を多く残したまま終わってしまう。
要するにまだ続くんですね・・・。
この路線で進むと4以降は「スターウォーズ」的なシリーズ映画になりそうだ。
まあ、それなりのクオリティと気合でシリーズ化しているんでいいとは思うが、いいかげん5あたりで完結してほしいところ。
でもこの展開のスピードだと6まで行きそうだな。
近未来3部作!!!みたいな。
以上、予想以上に面白い作品だった。
3があまりにひどくてトラウマがある人には「見て損なしですよ!」といいたい。
でも「1,2とはまったく違う映画ですよ!」ともいっておく。
(生涯699本目の作品)
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