ほろ酔い気分で大森をあとにして
蒲田へ。
2軒目は立ち飲みやの「うなぎ家」である。
この店は夫婦で営んでいるのだが、お二人のやりとりが素晴らしい。
もうビールはいらんので、
去年の年末に飲んでとっても美味しかった「下町チューハイ」(300円)をオーダー。
これが安くて実に飲みやすい。
「これって何の味なんですか?」
とマスターに聴いたら
「梅酒だよ」
とのこと。なるほど、そういわれれば梅酒の香りだ。甘くて飲みやすい。
下町チューハイをのみながら、いたわさ(220円)をつまみながらしのいで
シロとカシラを1本づつオーダーして焼きあがるのをまった。
でてきたシロ(タレ)とカシラ(塩)は実に美味い。
そのあともう一杯「下町チューハイ」をオーダーして
この店の名物である鰻の肝焼き、串焼き(ともに220円)を1本づつオーダー。
テレビでは田中好子を追悼して、キャンディーズの解散ライブが放映されていた。
「最高のときに解散します!!!」ってメンバーが言ってるけど
バンドとかミュージシャンとか、「最高のときに解散」ってのはなかなかできないことだよな。
素晴らしいなあって思った。
焼きあがった鰻の串焼き、肝焼きを堪能してから、さっさとお会計。
1720円であった。
というわけで、
「ひとり呑み」を一晩で2軒もやったのは人生初であった。
今夜ワタシは「ひとり呑みの悟り」を開いたかもしれない。
ワタシが奨励する「ひとり呑み4か条」は下記の通りである。
・1軒につき1時間未満の滞在とする
・1軒につき飲み物は2杯までとする
・1軒につき食べものは3皿までとする
・2軒で経費は5000円未満とする。
早い話、「ダラダラ飲むな」ということである。
店に入った時点である程度のストーリーを描いて
「ここの名物はコレだから、コレとアレを食べたらさっさと店を出よう」
というとこまで筋書をつくっておくことが重要である。
この4か条を守れば、「ひとり呑み」がある程度の緊張感がありつつ、快適なものになることは違いない。
逆にこれを守らないと、行きつく先は
「ダラダラと居酒屋でクダをまくアル中オヤジ」である。
以上!!!
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