2011年8月8日月曜日

熱田神宮「あつた蓬莱軒」

名古屋ツアー最終日は気ままな一人旅である。
名古屋といえばひつまぶしだろうということで向かった先は伝馬町から徒歩5分ほどの熱田神宮のすぐそばにある「あつた蓬莱軒」。
同期M氏が教えてくれた店で超有名店だという。
10時45分頃に着いて場所を確認するとなんともう座って順番待ちしている客がいるではないか!
これはおとなしく列に加わったほうがいいとおもい11時前から並んで待つことにした。
開店は11時半からだが受付開始は11時15分からだという。
11時を超えるとどんどん客がやってきて長い列ができた。
早めに並んでおいて正解だ。

桐野夏生を読みながら待っていると受付が始まった。
着物をきた女性従業員が客に人数と名前をきいて回る。

11時半からオープン。
1人なのでカウンターへ通される。
するとそこは厨房のすぐ前。
10人以上の従業員がきびきびと働いている様子を近くで観ることができる。
なかなか緊張感があっていい。

「ひつまぶし(2730円)」をオーダー。
文庫本を読みながら料理が届くのを待った。

厨房からトントンと何かをたたく音がしたので目をやると、
料理人が焼きあがった鰻を包丁でたたいて細かく刻んでいるのであった。
これがひつまぶしの鰻になるわけだ。

10分ほどでひつまぶしが到着。
丸い木の器が伝統を感じさせる。

1杯目はそのまま。
中盤はねぎとのりとワサビをつけて。
ラストはダシをかけてお茶漬け風にというのがひつまぶしの食べ方。
個人的にはねぎとのりとワサビをかけて食べるのが一番好きだな。
でもここのはダシもとっても香りがよくて最後の食べ方も実に旨かった。
2730円の価値は確かにある。

こうして大満足で12時前にお店を出た。
ついでなんで熱田神宮をお参りした。


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