浅田次郎は「プリズンホテル」と「日輪の遺産」しか読んでない。
初めてエッセイを読んだが、これはタイトルの「ま、いっか」という軽い響きとは違い、大変ディープな内容で面白かった。
自衛隊入隊経験があり、かつアパレル業界にも長くいて現在でもファッションにはうるらく、そして昔から常に小説家を目指して書きまくっていたという無類の読書好き。この類を観ない人生経験が浅田次郎の魅力なんだなあ。彼の根本にあるのは「自分には才能はない。努力のみ」という実に謙虚で真面目な姿勢である。
浅田次郎がますます好きになった。
他の作品も読んでみよう。
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