2008年1月24日木曜日

サンボマスター「音楽の子供はみな歌う」


サンボマスターの新作を買った。
前作から1年9ヶ月ぶりのリリースとなる。
06年4月にリリースされた前作「君と僕の全てをロックンロールと呼べ」はタイトルからして大げさであるが、その内容もとっちらかっていて混乱を極めており、その上音質がやたらと悪く、総じて「聴きにくい」作品だった。
しかも8月にZEPP東京で行われたこのアルバムのツアーファイナルライブの内容がまだ酷すぎて、正直「サンボ、終わったな・・」と思ったりした。それ以来シングルがリリースされても特に購入はしていなかった。

そして新作である。期待と不安が入り混じる中、恐る恐る聴いてみた。

1曲目「光のロック」タイトなリズムで疾走感あふれるロックンロール。ムダがなくていいじゃないか。
2曲目「揺れるラブマンのテーマ」これまたタイトでブリブリのロックだ。まさに2曲目にふさわしい。悪くない。
3曲目「愛することのすべて」あれ、この曲「光のロック」と似てねー?でも悪くはない。
4曲目「少年エレクトリック」前奏のギンギンのギターだけで燃えるな~。これまたロックしてるわ。いい!
ここまであっという間に4曲が終わる。ここちよい疾走感だ。
5曲目「VERY SPECIAL!!」おお!これ最高!!最近8ビートに飽きてきたオレにとってこの4つうちのリズムは実によい!しかもメロディもすげーいい!4曲目まではロックンロールで飛ばしておいて、5曲目にドッシリとこの曲で来るとはやるな。

というわけで5曲目までしか聴かなくても明らかにこのアルバムが名作(少なくとも前作よりは)であることがわかって安心したのだ。

ライブも行ってみようかな~。

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