2008年1月5日土曜日

「舞妓Haaaan!!!」観賞。


水田伸生監督
2007年日本映画

阿部サダヲはよくがんばった。
柴崎コウの舞妓姿はたしかに息をのむほど美しい。
物語は支離滅裂だが勢いはすごい。
つまらなくはない。
たしかに面白かったけど・・
舞妓を題材にする必要があるのか・・。

京都の人はこの作品をどう受け止めているんだろうか・・。
昨年5月に初めて生まれて初めて京都に行ったけど想像以上に素晴らしい場所で、街全体から格式とプライドを感じた。
その格式高い京都を題材に、ここまでメチャクチャな映画を撮ってしまっていいのだろうかと違和感が残った。
中盤からはもうなんでもありの世界であり全く持って京都である必要性を感じない。

話題作りのために無理やり舞妓を題材にしてあとはクドカンのやりたい放題といった感じだ。
それでも全編勢いがあって退屈しないのでヒマつぶしにはなる作品だ。
が、しかし、手放しで「最高!」とはいいがたい、なんとも違和感の残る作品なのであった。

(生涯612本目の作品)

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