2009年6月21日日曜日

ZAZEN BOYS LIVE at MITO LIGHT HOUSE


18時半に開場。
約5年ぶりのライトハウスである。
相変わらずいい狭さであるが思っていた以上にステージは広く、天井が高いことを認識。
いいライブハウスだと思う。
最前付近で観戦。

「マーキームーン」のイントロが鳴り響きメンバーが登場。
歓声をあげる観客。
この日の観客は明らかに東京とは違う「楽しげな」ノリであったのが印象的。
茨城県の人のよさが出ているのかもしれない。

向井はグレイの半そでシャツでサングラス・オン・メガネであった。
吉田一郎はいつもおなじみムラサキシャツ。
カシオマンはストーンズ「女たち」ガラシャツ。
松下敦は野獣のようなワイルドな衣装だったと思う。

さて、1曲目は、でた!!!「SUGER MAN」。
この曲はとにかくノリにくい曲なので、渋谷アックスとかでやると冷たい東京人はいつもドンびきなんだが、水戸はみな楽しげな表情でのっていた。
2曲目は「HONNOJI」。観客は大喜び。
途中の4つウチになるとこがヤバイ。
東京では遠くで見るのが普通なザゼンであるが、ライトハウスの狭い空間で至近距離で観ると、その凄まじさが格別なものであることが分かる。
この日特にすごかったのは吉田一郎である。以前に比べてアクションが凄まじい。時に不敵な笑みを浮かべながら、バリバリとベースを奏でるその様はカッコよくてスリリングとしかいいようがなかった。

そしてバンドのサウンドの中心となっていたのは間違いなく松下敦のドラムだった。
長髪を振り乱しながら驚異的なドラムを連打する彼の姿も近くで観るとまさに野獣であった。

そのあとは「DARUMA」だったけな。
この曲も以前より強力になってる気がした。っていうかプレイのすごさに目と耳の両方を奪われっぱなしだった。至近距離で観るザゼンは最高だ。
その後は「TANUKI」。
あとは「HIMITSU GIRL'S TOP SECRET」をやってたと思う。
「MABOROSHI IN MY BLOOD」→「IKASAMA LOVE」のド定番の流れもきちんと披露。これまでワンマンライブでやらなかったことはない。この2曲はもう伝統芸能なんだなあと思う。
この辺から順番に自信がないけど「安眠棒」、「YOU MAKE ME FEEL SO BAD」を連続してやってとおもう。
あとは「WEEKEND」も。たしか向井が鍵盤でチャルメラのメロディを奏でてたきがする。
ここまでたて続けに至近距離でその音のすごさと技術のすごさを体験することができて楽し過ぎた。向井にも観客の楽しさが通じたのか、やたらと薄笑いを浮かべていたのが印象的。

そして中盤からは「I DON'T WANA BE WITH YOU」でディープなダンスミュージックをライトハウスの狭い空間に充満させた。
でもこの曲好きじゃないんだよなあ。早く終われって思ってしまう。
そのまま「ASOBI」「SABAKU」と続けて、この3曲で中盤のダンスミュージックタイムは終了。
この3曲だけで20分以上やってたんじゃないかと思う。

そして向井がギターを抱えてから終盤は「KIMOCHI」でスタート。
この曲最近大好きである。
とくにイントロの松下の凄まじいドラムの連打が好きだ。これを観るともう一生ザゼンについて行こうなんて思ってしまう。

その後「COLD BEAT」→「FRIDAY NIGHT」の定番の流れでライブ本編は終了。
「FRIDAY NIGHT」はなんだが鍵盤の音がイマイチ響いてなかった気がした。

アンコールは「RIFF MAN」。まってましたとモッシュを繰り広げる観客。
でもテンポ遅めでダレダレだった気がした。

こうしてライブは終了。序盤がすごすぎて、中盤以降に若干不満を感じたけど、
いつもアックスとか広い会場で観ているザゼンを至近距離で観ることができたのはとても良い経験であった。
水戸まで来る価値は十分あったといえる。ものすごい楽しさと緊張感であった。

ライブ終了後は21時52分のフレッシュひたちに乗るために水戸駅へ移動。
ホームで電車が来るのを待っていると、
目の前に荷物をもったカシオマンの姿が!!!
思わず話しかけて握手をしてもらった。

彼一人東京へ帰るようで同じ電車にのっていた。

というわけで最後の最後まで最高の夜であった。
帰りの特急電車の中でビールを乾杯して旅をしめくくった。

以上!!!!

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