2009年韓国映画
ポン・ジュノ監督
素晴らしい。
同じアジアでもこういう狂気と情熱が紙一重になったようなヒリヒリとした映画を日本はなんで作れんのだ!!!そんな嫉妬にも似た感情を抱いてしまうくらいこの作品は見事であった。
ポン・ジュノの作品は「殺人の追憶」「グエムル」の2本を観たけどどれもハッピーエンドではない。
そして今回も同様である。ネタバレになるので詳しくは書かないけど、とにかく最後まで目が話せない。
キム・ヘジャ、ウォンビン、どちらもすばらしい。
強い生命力と情熱と狂気を感じる。
サスペンスとしても面白いし、
親子物語としてもまあまあ面白い、
ヒリヒリとした冷気が漂うダークな映像も良い。
これらが見事に融合して、いままでにない、
まさしく「ポン・ジュノ作品」としかいいようのない映画になっている。
緊張感、演技、映像、どれもすばらしい。
今年は本当にいい映画ばっか観ていて幸せだ。
以上!!!(生涯704本目の作品)
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