小沢健二のアルバム「LIFE」。
今年の2月に中古で手に入れた。
ソウル、ファンクを和製に分かり易くアレンジしたような、ウキウキする曲ばかりで捨て曲なしの名盤だ。
94年リリースの作品でこの頃オザケンは「渋谷系」というジャンルにカテゴライズされていた。
当時高校生だった私は、渋谷系といったらピチカートファイブとオリジナルラブにはハマッたのだがオザケンの良さは全く分からなかった。あの声がダメだったのが大きな要因だと思う。
でもってあれから10年以上たったいまになって「LIFE」の素晴らしさを堪能している。
最近「LIFE」にも収録されている「今夜はブギー・バック」をギターでよく弾いている。
コード進行はC→D→Emの3コードのループが基本なのでとっても簡単だ。
この曲が和製ラップを世に広めた役割は大きいと思う。
日本語ラップの合間にメロディアスな歌によるサビを挟み込むという、現在の邦楽ラップの王道パターンをドラゴンアッシュがヒットする4年も前に既にやっていたわけだ。
スチャダラパーのリリック自体は韻を踏んでいるわけでもないし、ダラダラでユルユルなんだが今にして思えば当時こういう曲がTVで流れただけでも凄いなと思う。
しかしアニのパートはあまりにキレがなさすぎて、逆に覚えにくいし歌いにくい事この上ない。
というわけで今夜も練習だ。
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