2007年7月13日金曜日

INO hidefumi「Satisfaction」


今週はいろいろあってかなり疲れた。
疲れを取るためにも静かな音楽に癒しを求めたい。。
そんなときにピッタリなのがINO hidefumi「Satisfaction」だ。
昨年秋に横浜のタワレコで試聴して即購入を決意した。
この作品、最近街のいろんなとこで流れている気がする。
先日いった青山のバーでも流れていた。

エレクトリックピアノ(フェンダーローズというらしい)の音色がとにかく美しい。
そして全編打ち込みによる乾いたリズムが目立たずに、あくまで黒子に徹してピアノの音をよりいっそう引き立てている。

1曲目「spartacus」を聴くとこの曲のメロディがずっとずっと永遠に続いてほしいような感覚に包まれる。
「蘇州夜曲」など基本的にはカバー曲が多いらしいのだが全編とおしてシンプルな音で構成されているために統一性のあるクールな雰囲気で作品全体が貫かれている。
だが、クールといっても決してただのオシャレなサウンドというわけではない。全ての曲が独特の緊張感に満ちており聴くほどに作り手の熱い情熱が伝わってくる。「冷静だが熱く燃えている」といった感じだ。シンプルな音の構成にもかかわらず聴けば聴くほど味わい深くなってくるのは、実はそれだけ熱い作品だからだと思う。

というわけで今夜もこのアルバムを聴きながらちょっと早めに眠りにつきたいと思う。
明日も出勤なんだよ。


SUN SET LIVEまであと49日!

0 件のコメント: