2010年7月17日土曜日
サンボマスター LIVE at ZEPP TOKYO
サンボマスター「きみのためにつよくなりたい」ツアーファイナル。
色々な要素がからみあって
正直オレにとってはイマイチなライブになってしまった・・・。
オレ自身ZEPP TOKYOがイマイチ好きになれないってのもある。
今日のライブも音があまりいいとは思えなかった。
あとは周りにいた観客のあまりにワンパターンな踊り方に引いてしまったってのもある。
Aメロからずっと片手をあげっぱなしで「ささげる」みたいな感じのしぐさ。
一時期のビジュアル系を思い出してしまった。
なんというか妄信的なんだよ。
「そんなつまんないこといってオメーはホントにサンボマスターを好きなのか?」
と怒られてしまいそうだが、結局この点が最後まで気になってしまい、常に客観的になってしまった。
過去の彼らのライブで感じた圧倒的熱量や情熱を感じることはなかった。
ライブは「世界を変えさせておくれよ」からスタート。
いきなりこの曲で観客大盛り上がり。
そのまま「I love you & I hate the world」。
で、そのあとはキラーチューン「青春狂騒曲」!!!
やっぱサンボマスターの四つ打ちの曲はヤバイ。踊りまくった。
ここまではまあ良かった。
そのあとからも新作「きみのためにつよくなりたい」の曲が中心だったが
なんだかいまひとつだったなあ。
1曲1曲はいいんだが、通してライブとしてのスリルを感じなかった。
「ラブソング」は良かったな。
演奏は序盤は山口がアコギで熱唱。
そのあとバンド編成で行われた。
この曲をやる前に山口はMCで「色々な人がボクを残して去っていった」みたいなことを言ってたけど
間違いなく一番でかかったのはキヨシローだったようだ。
中盤「美しき人間の日々」はやっぱよかった。
オレにとってはこの曲が一番好きだね。
終盤、静まり返ったあとに、いきなり「そのぬくもりに用がある」。
このはじまり方もなんだか唐突すぎてちょっとって感じだった。
まあ、結局大盛り上がりで曲としては良かった。
んでそのまま「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」。
この曲だけはどうしても好きになれないオレは正直「ぬくもり」よりもこの曲のほうが後に来ている曲順が字不満だった。
本編ラストは「できっこないをやらなくちゃ」だったと思う。
正直「え?もう終わりすか?」って感じだった。
アンコール1曲目は「アイ ウォン チュー」。
これは良かった。まあ新作の曲はすべていいんだがな。
で続いてが「さよならベイビー」。
なつかしい!!!やっぱライブの定番。
ガッツリ盛り上がって終了。
新作の曲は全部やってたな。
アンコールは2度目はなくて1回で終了だった。
1曲1曲は決して悪くはないんだが
なぜか消化不良だった。
オレ自身サンボマスターにいまだに「そのぬくもりに用がある」みたいな
ささくれ立った不器用なラブソングを求めていて、
新作の愛に満ち溢れた世界に実は共感できていないのかもしれない。
要は「カノジョがいるヤツの愛情たっぷりのラブソング」より
「カノジョがいないヤツのささくれだった魂の叫び」の方がロックなんだってことなんだ。
そういうことなんだ。そんだけのことなんだ。
以上!!!
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