佐々部清監督
2007年日本映画
物語の中盤でやさしく流れるナレーション
「このお話はまだ終わりません」
これがこの映画の要といってよい。
原爆投下から何年たっても、その傷跡は簡単には消えずに色々な形で現代までも続いていくのだという事。
原爆による体の支障は、被爆者の子孫まで影響していく事もあるという衝撃的な事実を認識しただけでも十分観る価値のある作品であった。
麻生久美子の素晴らしさが際立っていた。
田中麗奈はまあフツーの現代っ子って感じ。
このコントラストが良かったかも。
坂正章演じる父親(かつては麻生久美子の弟だったという設定)が、
「お前(田中麗奈)はお姉さん(麻生久美子)にどことなく似ている」
というセリフがあったが
「いや、どうみても似てねーだろ」と思ったよ・・。
映画的にどうこうというよりも、日本人なら見ておくべき作品だと思う。
以上!!
(生涯628本目の作品)
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