2008年4月27日日曜日

村上春樹「羊をめぐる冒険」


最初はなんかつまんないな~と思ってたけど、上巻の中盤からとても面白くなった。

物語展開よりもディティールの描き方や情景の描き方が、つまり文章自体がとても面白く見事だ。
北海道十二滝町の「死にかけてる町」の情景描写は読んでて心が寒くなった。

ラストの「鼠」の登場シーンはとても衝撃的でかつクールで読んでて震えた。

でも結局「羊男」はなんだったんだ?


これで村上春樹は6冊読んだ。

次は「ダンスダンスダンス」を読むかな。

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